光りの進軍  光りよ通え・・・☆

合言葉は光の使命を果たす。
心一つに情報発信

「玉音放送」を最後まで聞かれたコトありますか?

2018-08-16 20:47:13 | megamiyama

終戦の詔勅 (玉音放送)

保守のブロガーねずさんが毎年記事にして下さってますが、玉音放送の全文ってテレビで放送されたことあるのでしょうか?

あの日、昭和天皇が何をおっしゃっていたか!?最初から最後まで聴いて(或いは読んで)知っている人が今、どれ位いるでしょう。(当時は、老いも若きもすべての国民がラジオの前に集まって耳を傾けたというのに!)

かく言う私megamiyamaも、数年前に初めて読んで玉音放送の中身の凄さに驚きました。

今、聞いてマズイことなど何もおっしゃっていません。それどころか、日本の平和教育に欠かせない「教材」ともなり得る、素晴らしい内容です。

にもかかわらず、「神国日本」がいけないのでしょうか?「天皇崇拝」がダメなのでしょうか?

「玉音放送」の一部始終が紹介されることも、内容についてテレビで詳しく語られるコトもほとんどアリマセン。コレを語るコトも戦後のタブーのようになって今に至りますが、「終戦のその時、昭和天皇が何をおっしゃったか?」知る権利が、今もすべての日本人にはあるはずです。

そして戦前と戦後を繋ぐ架け橋として「終戦の詔勅」の高潔な精神を、戦後の教育に通り入れることが出来ていたら、どんなに良かったか!?

 

例えば、次のような箇所(「ねずさんの独り言」意訳、引用)…

『先に米英の二国に宣戦した理由も、
実に帝国の独立自存と
東アジア全域の安定とを
希求したものであって、
海外に出て他国の主権を奪い、
領土を侵略するがごときは、
もとより朕の志すところではない。』

『もし事態にさからって
激情のおもむくまま事件を頻発させ、
あるいは同胞同志で排斥しあい、
互いに情勢を悪化させ、
そのために天下の大道を踏みあやまり、
世界の信義を失うがごとき事態は、
朕のもっとも戒めるところである。

そのことを、
国をあげて、
各家庭でも子孫に語り伝えなさい。

そして神国日本の不滅を信じ、
任務は重く道は遠いことを思い、
持てる力のすべてを
未来への建設に傾けて、
道義を重んじて、
志操を堅固に保ち、
誓って国体の精髄と美質を発揮し、
世界の進む道に
おくれを取らぬよう心がけなさい。』

 

これらの「お言葉」を学校の歴史の時間にでも教わることができたなら、戦後生まれの私達も、
『持てる力のすべてを未来への建設に傾けて、世界の進む道におくれをとらぬようにこころがけ…』よう!という理想を掲げるコトが出来たものを!(現実には、特に政治的に遅れを取りまくってマス)

しかもこの「終戦の詔勅」は、アノ戦争が侵略戦争ではなく、西洋列強から東アジア全域を守る為の自衛戦争だったという立場での毅然とした表明でもあって、あの時点で国家元首がそのように語ったということで、日本は戦争に負けたといっても、東洋の盟主として西洋列強相手に勇猛果敢に戦ったのだという「誇り」だけは、捨てずに居れたものを!

現実には、アメリカを始めとする戦勝国側にとって都合が悪い!?というだけで、平和憲法下の「戦後体制」は徹底した自虐史観で固められ、この昭和天皇の「終戦の詔勅」ですら、学校で教わらないどころか、テレビでも全文が紹介されることなどほとんどないまま、今に至ってます。

日本人なら一度はちゃんと聞いた(読んだ)方がよいと思うので、ねずさんの記事紹介させて頂きます。

20:47:13

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3851.html

いまあらためて終戦の詔勅を逐条ごとに読む

 

終戦の御詔勅を、少し詳しく、逐条的に読んでみたいと思います。
昭和天皇の玉音放送です。
しっかり読むと、別な何かが見えてきます。


終戦の詔勅
20170815 昭和天皇
(画像はクリックすると当該画像の元ページに飛ぶようにしています)



 

 



毎年8月15日は「特別な日」として、昭和天皇の終戦の御詔勅をご案内させていただいています。
はじめに原文を示し、次いで生意気とのお叱りを覚悟で、不肖私から現代語訳をお示しし、そのあとに簡単に解説を述べさせていただきます。

ちなみに天皇の御肉声のことを「玉音」と言います。
それぞれの時代に、天皇が「玉音」を発せられたことは、我が国の歴史に多々ありますが、全国民に向けて直接「玉音」が発せられたのは、この終戦の御詔勅と、東日本大震災に際して、および御譲位に際しての今上陛下の「玉音」だけです。
つまりこの3つは、我が国の歴史に刻まれるべき重要な「玉音」であるということです。
そのなかの、先帝陛下の「玉音」が以下のものです。

【終戦の詔勅原文】

朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遣範ニシテ朕ノ拳々措カサル所
曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス
然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス
加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻リニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ
惟フニ今後帝国ノ受クヘキ困難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル
然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所耐ヘ難キヲ耐ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム
宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克く朕カ意ヲ体セヨ
御名御璽
昭和20年8月14日


終戦の詔勅 (玉音放送)




 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿