“お気に入り”を整理している時に見つけた、3年前のファイル再掲します。
「天国の門をくぐる(だっけ?)のは、らくだが針の穴を通るより難しい。」と云われたのは、確かイエス・キリストですが、このアーチストはらくらくと、らくだを針の穴に入れてしまいました。(“穴を通った”とは、云えませんが、穴の中を列を為して“らくだが通って”います。)
これを創っている間、彼は、確かに天国に居たに違いありません。
創造の自由が人間に残されている限り、希望はあります。
芸術は、浮き世の憂さを忘れさせてくれます。
せっかくなので、再掲
http://youpouch.com/2013/01/24/101497/
針穴の中に「ラクダ」、リンゴの種の中に「戦車」!? 超人技としか言いようのない極小作品色々
針穴になかなか針を通すことができなくて四苦八苦したという経験、誰でも一度はありますよね。
これからご紹介するのは、そんな狭小な場所に、これまた極小なアート作品を作り続けているロシア人アーティスト、Miniaturist Nikolai Alduninさんです。
海外サイト『mymodernmet.com』に掲載されているAlduninさんの作品は、どれもこれもとにかく小さい! ひとつの針穴の中に、7頭ものラクダと3本の木を一気に設置しちゃったり、リンゴの種の中に精巧な戦車を置いたり、はたまた米粒にトルストイの似顔絵を描いちゃったり……。とにかく彼のやることなすこと、超人技としか言いようがないんですよ、コレが。
56歳になるAlduninさんが製作に使用しているのは、接着剤にスポイトに爪楊枝など、わたしたちにとってもごくごく身近なもの。その中でも特に欠かせないのが、28年間使い続けているという年代物の顕微鏡です。たったこれだけの道具で、ここまで高クオリティーな作品を作ってしまう。それはすべて、Alduninさんが持つ圧倒的な技術力の高さと粘り強さによるものなのでしょう。
おとぎ話の中に出てくる「ノミに馬蹄を履かせた職人」にインスパイアされて、現在のような作品を製作し始めたというAlduninさんですが、なんと自身もノミに馬蹄を履かすことに成功してしまったのだとか。ホント、彼の職人芸、一体どこまでいってしまうのでしょうか。次なる作品も楽しみで仕方ありませんっ。
(文=田端あんじ)
参考元:mymodernmet.com( http://goo.gl/TPxH )
▼針穴の中にラクダが!
▼針の上に小さな自転車が!
▼超小さな銃! ちなみにこの赤いの、マッチです
▼リンゴの種の中に戦車が!
▼透明な物体の正体はなんとお砂糖! それより小さなレプリカを作っちゃうAlduninさん
▼ノミに馬蹄履かせて、ついでに鞍も付けちゃいました
▼米粒にトルストイの似顔絵が!
▼この方がAlduninさん、まるで少年のような風貌が印象的です
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