昨日、芦屋のとある会場でおこなわれた京都のゴスペルシンガーの新曲発表会を聴いてきました。
(ここで発表された新曲「天国からの手紙」を貼れば良いのですが、もらったCDを取り込めないので、YouTubeから megamiyama一押しの曲 「生まれてきてよかった」♪ を貼らせてもらいました。)
堀内さんならではの味が全面に出ている名曲だと思います。(「生まれて来てよかった」の歌詞が「もうわかった!」と云うくらい(笑)繰り返される歌ですが、それが良いんです(笑)とご本人も云って居られました。)
この歌は、ヒンズー語やネパール語など各国の言葉に翻訳して、現地(ムンバイ・ブッダガヤ…etc.)に行き、千人もの会場で歌われたこともあり、ものすごい反響だったそうです。
その内、世界中で歌われる日が来るかも知れません。(そんな日がくれば、それだけで世界は救われます!だってコレを歌えば、世界中の人が同時に“生まれてよかったという思い”を共有することが出来るのですから!この歌を歌った後に、なかなかケンカは出来ません。)
「we are the world」も良いですが、「生まれて良かった」がそれぞれの母国語に翻訳されて世界中で歌われれば、世界は本当に一つになる気がしました。
堀内圭三さんは、人と人を繋ぐ人。「生まれてよかった」という歌は世界中の人と人を繋ぐ歌。
そんな人と歌に、「出会えて良かった♪」一日でした。
因みに、今回のコンサートの開催は、急遽決まったのでチラシの用意もなく、事前の宣伝といえば、毎日新聞の神戸版に載った下記の記事でした。
<東日本大震災>被災者に寄り添う「手紙」 「神戸・市民交流会」山川さんの詩に曲 堀内さんがスローバラード調に /兵庫
京都市在住のシンガー・ソングライター、堀内圭三さん(54)が、東日本大震災被災者に寄り添う歌「天国からの白い手紙」を制作した。震災から4年の今月11日に被災地で行われた追悼行事に共に参加した、ボランティア団体「神戸・市民交流会」(神戸市)事務局長の山川泰宏さん(77)がつづった詩に補作詞し、曲を付けた。被災地に静かに降る雪の情景が浮かぶ心にしみる一曲になっている。27日に芦屋市で完成記念ライブを開く。【桜井由紀治】
堀内さんは、ボランティアとして宮城県名取市の愛島(めでしま)東部仮設住宅で行われた追悼行事に参加。同交流会が神戸から持ち込んだ竹灯籠(たけどうろう)約400本に灯(あか)りをともして追悼した。
被災者とボランティアが竹灯籠を囲み手を握り合った夕方には、雪が降りしきっていた。山川さんはこの時の情景を「天国からの手紙」と表現した自作の詩を、交流のある堀内さんに送った。
心を打たれた堀内さんは、歌詞の1番に愛する人を亡くした遺族の心情を、2番には「語り部」として、津波に流された自宅の屋根で妻と一昼夜過ごした体験を語り続ける愛島東部仮設住宅自治会役員、長沼俊幸さん(52)の思いを加えた。スローバラード調の曲に仕立てている。
山川さんは、昨年の「3・11」の追悼模様も詩につづり、堀内さんが補作詞し曲を付けた「竹灯りの歌」(愛島に捧(ささ)ぐ!)が生まれている。
堀内さんは「ボランティアが被災者と一緒に天に祈ることで、心と心が通い合い、一つになれると感じて曲を作った。阪神被災地の多くの人たちに聴いてほしい」と話す。
山川さんは「歌で東日本と阪神の被災地をつなぐことができたら」と話している。
◇27日・芦屋でライブ
27日午後3時から芦屋市船戸町の「セイドー学院小ホール」で開かれる完成記念ライブでは、参加者全員に「天国からの白い手紙」のCDが贈られる。会費2500円。問い合わせは堀内音楽事務所(090・8520・3906)へ。
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◇天国からの白い手紙
(1)見上げた空から降りしきる白い雪が
あの日も同じような寒い日だった
閖上(ゆりあげ)の街を包みこんだ悲しみを
どれだけ月日が過ぎても消せやしない
竹灯籠に書かれた家族の名前見つけ
ローソクに火を灯し手を合わせて
※静かに祈り捧げる人に語りかけるように
白い雪が空から舞い落ちる想(おも)いを託すように
(2)もしかしたらあの日のような悲しみは
私たちが生きている間には
もう二度と起きないかもしれないけれど
それでもあの日のことを語り継ぎたい
竹灯籠の灯りをみんなで囲み
手をつなぎ輪になって天に祈る
それはまるで天国からの白い手紙のよう
冷たいはずの白い雪がなぜか暖かかった
※繰り返し
〔神戸版〕
(詳細報告)
megamiyamaは、三日前に友人からのメールで知って、近所の友人を誘って※行ったのですが、会場の玄関ホールに入ると、数人のスタッフ?の方々と一緒にご本人が居られ、今から本番というのに、ご本人自ら、満面の笑みで「よく来て下さいました」と両手握手で出迎えて下さいました。
急遽セッティングされた会場で、急遽集まった観客(せいぜい15名程)を前に、始まったミニミニコンサートでしたが、どんな哀しい詩でもマイナーなメロデーでも、終始満面の笑顔で歌う堀内さんを見ていると、コチラも暖かいキモチになり、連れていった友人は、気がつけば隣で泣きっぱなしでした。(笑)
最初、聞き始めは、「確かにプロの声と音だけど、これくらい歌える歌手はいくらでもいるし、オリジナルの曲もそんなに独創性に富んでいるとは思えないし…」等と若干冷めたキモチもなきにしもあらずでした(失礼しました!)が、だんだん聞いているウチに、この方が不器用ながら伝えようとしていることが、あまりにもストレートであまりにも暖かいので、結構冷たく固い(笑)コチラの心の壁をカンタンに突き抜けてこられてしまいました。
この方は、歌う伝道師さんです。
聞いた人は一人残らず、涙と笑いで救われて帰ります(笑)
(何せ、会場を、感動の涙とぶっちゃけMCの“オチ”で一つにしてしまうスゴ技と、どこまでも“ポジティブな戦車”のように力強い「愛の心」をお持ちです。)
ほんまかいなと疑うあなた! 是非、一度あなたの街にも、彼を呼んでお確かめ下さい。
問い合わせ先は 堀内音楽事務所(090・8520・3906)デス。(毎日新聞の上の記事から引用)
※本当は、昨日のコンサートには、久しぶりに芦屋に住む一人暮らしのご婦人(友人のお母様)を誘うつもりだったのですが、結局連絡がつかず、コンサートが終わってからお宅を尋ねた処、なんと3月2日に亡くなられていました…。最近、思いがけない訃報が続いてます。いつでも会えると思っていたらイケナイのですね。会えるウチに会うべき人には会っておかないと!
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