ここ10年の間に地磁気が急速に弱くなっている、極のズレ幅が大きくなっている等と聞くと、昨今の異常気象や世界各地の気温や海水温の異常も、すべてポールシフトが起こる前兆のようにも思えてきます。
宇宙船地球号に乗船している生命を、宇宙から降り注ぐ有害物質から守り、育んでいるのは、大気という薄い衣と地磁気という分厚いガードのおかげですが、そのガードがちょっと弱くなっただけでも異変が起こっているのに、万が一ポールシフトが起こって地球が丸裸になるようなことが一瞬でも起こったら、とんでもないことになります。生物絶滅の危機です。(今まで生き残ってきたことを考えると、完全な絶滅はない気がしますが…)
ポールシフトのような大異変が、地球上では過去に何度も起こっているらしいので、そのたびに絶滅の危機が訪れたのでしょうが、地上の生命にとっては恐ろしいことでも、地球を“預かる存在”からみれば、定期的に行う、云ってみれば“年末の大掃除”みたいなものかも知れません。
たまりにたまったごみや汚れを一掃し、あらたな周期を迎えるため行われる“恒例の行事”だと思えば、“かたづけられる”方になろうと、残される方になろうと、自業自得。誰も文句はいえません。
せめて、自分で自分の身の周りくらいは“掃除”をして、カミサマにかたづけられないようにしなければ…と思いますが、いつまでたってもカタがつかない我が家と人類の行く末が重なって、ため息が出る年末デス。
新しい年を迎えるための“大掃除” 及ばずながら…頑張りマス!
リバティの記事です。
磁気極の移動はポールシフトの前触れか
2014.12.24
地球の地磁気は最近の100万年の間に、北極が南極に変わり、南極が北極に変わるという「反転」現象が3~8回起きたことが判明しており、この先100年の間に反転するという意見もある。その際、しばらくの間、地磁気がゼロになる可能性を指摘する人もいる。実際に最近の10年間、通常の地磁気の変動幅を大きく超える変化が起きており、地球の磁場は5%ほど弱まっているという。
もし、地磁気がゼロになってしまうと、方位磁石は使えなくなる。太陽から地球に吹き付けている宇宙放射線を遮るものが減ってしまうため、オゾン層にも穴が開き、皮膚がんの発生率が高まる恐れや、人工衛星などの回路に障害が起きたり、気候にも影響があるという。かつて地磁気が反転した時期に、絶滅した生物もいる。一説によると、送電線やガスパイプラインなどが破壊され、甚大な被害が出る恐れもあるという。
地磁気の変化が、実際に気候に影響を与えているという意見もある。デンマークの研究所によると、地磁気が弱くなると共に、雲が減少しているという。今年は広島の大水害や長野の地震など、天変地異が増えている印象が強いが、地磁気の弱まりが影響している可能性は否定できない。
地磁気が地球内部のマグマによって生まれていることは判明している。地磁気の弱まりとの関係性は不明だが、9月には御嶽山が噴火して57人が亡くなり、11月には阿蘇山が噴火した。
人類が英知を結集し、防災のためにどれほど高度なインフラを作ったところで、防げない天変地異は多い。まして、なぜ磁極が動くのかを解明し、その影響から人類を守るなど、途方もないことだ。人々は、大いなるものに生かされているということを自覚し、天意に気づかなければならないときが来ている。(居)
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2014年12月4日付本欄 阿蘇山、桜島、御嶽山…連続する火山噴火の理由 衆院選を前にする安倍政権への警告か
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Web限定記事 長野白馬村地震、阿蘇山噴火……天変地異の背景にあるものとは
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