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偽もの時代の偽新聞 by 高山正之

2016-05-29 05:57:50 | 政治一般

 

芥川賢治 http://ameblo.jp/sunsetrubdown21/entry-12164882237.html

偽もの時代の偽新聞

2016-05-28 11:24:19NEW !
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以下は昨日紹介した高山正之の文庫本としての最新著作からである。
彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであることは、殆ど全ての章が証明している。

偽もの時代の偽新聞 

何かの国政選挙に行ったら、ついでに区長選の投票用紙がついてきた。 
都民という意識はあるけれど区民意識はない。
強いて挙げれば住んでいる区によって車のナンバーが「練馬」とか「足立」とかにされてしまう。
「足立」などにされた日には周りの車が避けてくれて走り易くなるものの、どんないい車でも安っぽく見えるから不思議だ。 
その程度の認識だから区長がだれかは知らない。
上には都知事がいて、暇な都議会もある。
カネのかかる選挙などやめて昔みたいに都知事の任命にすればいいのに、とか思いながら候補者一覧を見て驚いた。 せめてもの判断材料と期待した所属政党欄はみんなそろって無所属なのだ。 
そんなはずはない。
こういう瑣末選挙には必ず共産党員が潜り込んでくることは経験則で知っている。
鉛筆を転かしたところでかなりの確率で共産党を喜ばすことになる。 
投票のあと妻や娘に「みんな無所属」をどう区別したか聞いたら、運を天に任せたという。 
こちらはと聞かれ、かなり高い確率で不快な結果になる可能性を考え、棄権したというと、その手があったかと感心された。 
今度の千葉県知事選でその無所属が問題になった。 
当選した森田健作は無所属で戦った。
しかし実際は自民党に所属したまま。 
看板に偽りありだと「市民らでつくる『森田健作氏を告発する会』が森田知事を刑事告発した」と朝日新聞が報じていた。 世田谷区長選で共産党員の候補が無所属を装っても問題なくて、自民系の森田健作は悪いという、その違いがよく分からない。 
ただ気になったのはこの「市民らでつくる」会について産経新聞は「社民党の千葉県議らでつくる」会と伝える。 
つまり政治的に色つきの組織だ。
告発の動機もこの政治色で説明がつくが、それを朝日はなぜ「市民らでつくる」といかにも「無所属」風に表記したのか。社民党系と書くと都合が悪いのだろうか。

この稿続く。

 

朝鮮人が日本に憧れて改名した事実は伏せて、日本の非道としながら、紙面では勝手に韓国人に日本名を

この文節では、読者は皆思うはずである。私の論説を、世界で唯一無二のジャーナリストの見事な論文が、完璧に証明していると。

以下は前章の続きである。

文中強調は私。

千葉県民にすればせっかくみんなで選んだ知事にけちをつけてきた組織の正体は知りたいだろうに。

朝日はなぜそれを隠すのか。 

森田知事はこの社民党の組織から実はもう一つ告発を受けている。 

「外国人から政治献金を受けた」嫌疑で、具体的にはあの「ドン・キホーテ」の安田隆夫社長から献金をもらっていたという。 

95%が外国人経営のパチンコ屋からならいざ知らず「ドン・キホーテ」が在日の経営だったとは普通の人は知らない。 
そう言えばこの企業では過去、放火で三人が死んだり、消防署からの改善勧告に居直ったり。
何か異様な印象はあったが、このとき朝日はそれが在日企業だと伝えてはいない。 

元社民党の角田義一は総連系の企業からカネをもらっていた。
それがばれて彼は参院副議長を辞めた。 

在日企業かどうかは政治家の政治生命にもかかわる重要な情報だ。 

それがある日、在日と親密な社民党系の組織が「あれは実は在日」と暴く。

朝日がそれを受けて「在日企業ドン・キホーテ」とさも周知のように書くのは、何か釈然としない。

では朝日は在日の世界を何も知らないかというと大違いで、例えば京都で女性信者を暴行しまくった在日の牧師を、各紙が韓国名で伝える中、朝日だけはわざわざだれも知らない日本名で報道した。 

この新聞は今も日本の朝鮮統治には否定的だ。

先日の投書欄でも「創氏改名で朝鮮名を取り上げたのは民族への最大の屈辱」という声を取り上げていた。 

朝鮮人が日本に憧れて改名した事実は伏せて、日本の非道としながら、紙面では勝手に韓国人に日本名を名乗らせる。

それこそ「屈辱」ではないのか。 


若宮啓文が先日のコラムで「偽の時代」にことよせて偽肉のミートホープと小沢一郎を論じていた。 

お馬鹿な元論説主幹にしてはいい喩えだが、考えてみれば事実は伝えず、主義主張も都合で変える朝日はまさに偽もの時代の偽新聞と言えないか。                     

(二〇〇九年五月七・十四日号)
 
 


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