さて、かのソフトバンクの孫社長は、
先の休耕田設置案ともう一つ提案していました。
それは、ゴビ砂漠に太陽光パネルを設置するという案です。
ついでに、09年の民主党議員の一部からは、シナや韓国から電力をもらえばいいという案がありました。
このゴビ砂漠に設置するという案ですが、まあ、広さ的に設置だけはできるかもしれません。
しかし、それは、あくまでも、太陽光パネルのみを設置できるという意味です。
問題は、設置はできても、送電できるかどうかです。
原発や火力でも発電できても送電できなければ意味はありません。
そして、送電するにもいろいろ設備費がかかりますし、
さらに、送電したならば、必ず損失がでます。
電力損失が「発生します。
たとえば、車のエンジンにしても、エンジン出力すべてを車輪に伝達できるわけではありません。
そして、今現在の数字で言うと送電による損失は、100Kmで1%らしいです。(東電資料より)
しかし、また別の試算では、100Kmで5%の損失だそうです。
なぜ、東電の資料では、1%で済んでいるかといえば、いろいろな電力網からの合わせた電力とか
あるので、損失が少ないらしいです。
さて、では、ゴビ砂漠からグーグルアースで直線で見た感じでは少なくとも5000Km以上はあると観ます。
あくまでも、5000Kmというのは、グーグルアースでみた感じですので実際は、その倍はみていた方が
いいと思います。
さきほど、電力網が整っている日本でさえ、100Kmで1%損失が発生します。
1500Kmだとその15倍で、15%が損失です。
また、電力網が整っていない、あちらの国ではどのくらい損失がでるかはわかりません。
仮に、100Kmで5%だとすると、1500Kmで電力損失75%になります。(爆笑)
ちなみに1500Kというと半島の先端までです。
もちろん、砂漠のどこにパネルを設定するかという問題もありますので、
さらに、長くなる可能性もあります。
そうすると、さらに、損失が増えます。
また、太陽光パネルを設置すれば、砂嵐などや温度変化の問題もありますので、
どうなることやらです。
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