高雄で最もお気入りの場所が、西子(シーズー)湾です。
このすぐ背後にあるのが、旧英国領事館(現在・博物館)で、その真上の丘の上にあるのが「領事公邸跡」です。
現在はともに観光用施設として開放してます。
が、海側からの上りは大変な急坂です。
裏手の旧英国領事館から直接つながるつづら折りの坂でも、結構きつい感じです。
建物が現役の時代には、台湾人か中国人のクーリーもどきが車か人力で、建物の主人や家族を運んだはずです(想像)。
それを見ていた当時の台湾人は、使用人の使い方を、しっかり学習したはず。
結果、その伝統は、現在でも、公認されているインドネシア人ヘルパーや家政婦さんを使用人として雇用する時の管理に、日本人と異なる感覚があると言うのがみえてきます。
日本人なら、かなり、一家族の一員のような、ウェットな信頼関係を築こうとしますが、台湾人をみてると、案外ドライな関係です。
そうした意味で、日本人には、外国人の家政婦さんを、仕様人として管理する時には、想像できない難しさがあるように見えます。
西子湾
太陽が沈む先の海が「台湾海峡」です。
不肖kazanのfacebookページは、現在は「台湾海峡黙示録・改」ですが、当初は「台湾海峡黙示録」で始めました。
そのネーミングは、初めここの風景と、画像の左方向にある(画像にははいっておりりません)対岸の入り江にあたる旗后(旗後)山からの同様の海峡の光景を見た印象からヒントを得ました。
つまり、海峡の先はZ国です。
アクセス
ちなみに、ココへのアクセスは、高雄・中央公園駅(MRT)から自転車なら30分程度の距離ですので、東京なら、浅草から、上野~広小路~昌平橋~神田位の距離でしょうか?
道中の光景が、台湾の下町にしては、中華文字のコテコテ看板の風情が少ないこともあり、走行していても、すこしばかり、台湾を忘れることができて、嬉しい瞬間です。