この20年あまりの間、あまり文字を書いていないことの弊害を痛感してました。
特にワープロ、表計算ソフトとの出会いは40年近くなります。
その結果、今では、文字を書くのは、何かの申込書、年賀状の宛名、メモ書きくらいになってしまいました。
メモは頻繁に取りますが、すぐ手元にある手近な筆記用具であるボールペンが99%です。
あの鉛筆の感触が好きなのですが、生憎と、鉛筆削り器を買いに行くのが億劫で、また買いに行っても、日本のような、気の効いたものがあるとは、到底思えません。
それではシャープならと、文具箱に、20本近い使い古しのシャープペンがありますが、大体は0.5mm です。
一度試験的に、0.5mmの2Bを使っ見ましたが、筆圧の加減ですぐに折れます。
まして生来の悪筆ですので、書いたメモが、ミミズがはったよりも強烈な、メリハリがまるっきり無い、文字らしきものが紙面に並ぶような結果になり、とてもじゃないですが、ノートに備忘録も兼ねた、多少気の効いたものと考えたのですが、学生時代にも劣るような印象のノートになってしまいます。
細字なら、ボールペンで、丁寧に書けば、それで済むだけのことですが、悪筆をカバーするには、どうしても、太字の多少濃い、つまり柔らかい芯の鉛筆系という結論になり、近所の大きな文具屋に直行しました。
そこで発見したのが、フラットな2Bの替芯です。
診断面サイズ 縦1.8mm 横0.8mm
なぜフラット?
フラットなら、太字と中字が書ける。
さらに、2Bなら柔らかいため、すぐに丸く太くなってしまうが、使用する面を回転させることで、容易に対応できる。
なるほど、これは作った人は頭がいい、リーハイ(台湾語・頭がいい)。