現代の軍艦 当たれば穴は「空きます」「壊れます」
この報道で「漁船と衝突して軍艦が凹み穴が開くの?」という素朴な疑問が多くネット上で寄せられました。
実は「空きます」「壊れます」
言い方が的確ではありませんが、日本なら旧海軍の軍艦は、砲弾が当たっても、当然ながらある程度跳ね返す、あるいは、海戦では砲弾が飛び交い、相手の砲弾にもさらされる前提の設計思想と戦術思想でしたが、大東亜戦争の日米による有名な「レイテ沖海戦」後、近現代戦史での軍艦に砲弾を打ち合う海戦は皆無で想定外です。
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実は「穴は空きます」「壊れます」 現代の軍艦
この報道で「漁船と衝突して軍艦が凹み穴が開くの?」という素朴な疑問が多くネット上で寄せられました。
言い方が的確ではありませんが、 旧海軍の軍艦は、砲弾が当たっても、当然ながらある程度跳ね返す、あるいは、着弾にある程度耐えられる設計がありました。
なぜなら、海戦では砲弾が飛び交い、相手の砲弾にもさらされる前提の設計思想と戦術思想がミサイル戦に変化した。
中国海軍組織下の海上民兵
中国人解放軍は、国民国家の軍組織ではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/95/4fc7fd31bd03df8a7e7da1a392b8f5fb.png)
正式名称は「中国共産党人民解放軍」で 陸軍・海軍・空軍・ロケット軍・戦略支援部隊 に特殊部隊で組織されています。
海上民兵は中国伝統の便衣兵の海上バージョンで、海軍の指揮下に入っています。
一般的には海軍除隊経験者が海上民兵となり、明治期の北海道開発で用された「屯田兵」の中国漁民バージョンというのが近い理解になるはずです。
行動と戦法
陽動作戦を基調とします。 日常的に漁労に従事してますので漁船で行動しますが小火器武装をし、この漁船の構造の違いで対抗船舶に衝突攻撃が可能な仕様になっているものがおそらく日常の漁労活動の中心にあると思われます。
衝突攻撃は文字通り、火器を用しないで文字通り、対抗物に激突・衝突、体当たりで損傷をあたえる効果を目的にしてます。
この行動により、対抗船舶艦艇に、「威嚇」「挑発」「扇動」「情宣」効果を最大限にし、国家のプロパガンダという政治行動を完全にリンクしてるのが見えてきます。
偽装魚船といえば、表向きは漁船であり、操業中の事故で対抗物に接触事故という言い訳が可能になり、軍の関与という側面をカモフラージュできます。
つまり「衝突」は軍事衝突ではなく、民事上の「事故」「遭難」の領域になり軍j関係者が相対で介入するステージを回避する「言い訳」「口実」「偽装」をもって、「工作」「情宣」「撹乱」「威嚇」「騒乱」に有効な「中国三戦思想」が根底にあるといえます。
参考
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/71/eb145ec8880f3c874790055f3ce1f7a3.png)
護衛艦しまかぜ
護衛艦として、索敵、監視警戒動作の段階でリスクステージが上ったレベルで、護衛艦が、相手の船の体当たり戦方を破壊撃破して衝突回避をする必要があります。
あえて「ありました」の表現を避けました。
護衛艦しまかぜの艦長は悩んだろうと思い、心から同情を申し上げます。
先般の護衛艦しまかぜが中国漁船と接触し、艦船体に損傷という事件は海上民兵による軍事衝突というべき事項で、相手は見た目、漁船で、言わば海上便衣兵が漁民の扮装をしてるのは明らかでありながら、迎撃できない悲しい現実と理由、背景あったと思います。
背景にある問題
問題は自衛隊が軍隊ではなく、軍事活動は「警察行動」あるいは「警察軍事行動」というあいまいな範疇に置かれ、行動規範がすべて「ポジティブリスト」で規制されています。
常識では、軍事行動、軍活動はすべて「ネガティブリスト」で行動するのが万国共通認識です。
これを正常に脅すには、自衛隊法と改憲を必要とします。
自衛隊法と改憲効果
即効効果として、拉致問題の解決が挙げられます。
尖閣海域に出没する中国公船という煩わしさから海保が開放され、海自、空自の関与が全面に出て安全保障上の効果、効力が飛躍的に向上すます。
期待効果として、竹島問題、北方領土問題が日本の立場でみた進展が可能になります。
それを妨げているの、「アベガー症候群」の「アベガー反日左翼」であり「親中派勢力」です。