高梨沙羅「失格」で新証言〝黒幕男〟の警告と攻撃的な空気感=ノルウェー紙
検査が行われるコントロールキャビンの中は穏やかで良いムードなんです。しかし、今回は攻撃的な雰囲気が漂っていたと聞いている。私たちの選手も、他国の選手関係者も、同じようなことを経験したそうだ」。非常にピリピリした空気の中で測定が行われたというのだ。
五輪とIOC、それに運営委員会がコマーシャリズム全開になったのは、1984年ロス五輪大会からだ。 大会は1セントも税金を使わずに行われた。 税金を使わなければ、政治的介入を阻止できると、南カリフォルニアオリンピック委員会は考えたのである。
開催するために必要な費用は、以下の4本柱を立てて賄った。
- テレビ放映料:テレビ放映権は、それまでの常識を超える金額を最低価格として提示、アメリカ4大ネットワークのうちで一番高い金額を示したABCと約450億円で契約。放映権料を前払いとして、利息を稼ぐ徹底ぶりだった。
- スポンサー協賛金:それまで多くのスポンサー企業がマークを使用し、多種多様な活動をしたが、スポンサー数があまりにも多すぎたので、メリットが半減していると判断し、スポンサーは1業種1社、合計で30社と数を減らして価値を高めた。ロサンゼルス五輪のマークを自由に使える、というのが条件だった。コカ・コーラとペプシが激しいスポンサー争いを演じ、他業種もスポンサーに次々に名乗りを上げ、高額の協賛金が集まった。
- 入場料収入
- 記念グッズの売上
結果、この大会は、およそ400億円の黒字で終了かつ成功し、その全額がアメリカの青少年の振興とスポーツのために寄付された。
そして2013年に就任した元IOC会長はドイツ籍のバッハ氏だが、最近の中国籍の女子テニスプレーヤの一件で、ミソをつけたように、一事が万事、中国に忖度しまくりで、嫌でもず中国当局とズブズブの関係であるのは、この数カ月間で嫌というほど見せつけられて、もうとやかく言うのも嫌になるくらいだ。
何一つ、ポジティヴな話題が無いのが、北京冬季五輪と言える。 つまり、こんな糞溜めのような国で五輪開催を決定したIOC当局の責任は徹底的に追求されるべきで、追求されたら、当然総括をして、歴史に敢然と超然と刻み込む必要がある。
反社の典型のような環境で、平和の祭典を行うという漫画どころか、狂気を世界中の人たちが見せつけられている苦痛に、関係者はいかなる釈明をするものかに興味が行く。 もう競技の結果などはどうでも結構。 選手、選手団関係者は身の安全、セキュリティ上の安全を期して帰国されることを祈念します。