タイトルは「Yahoo Japan ニュース」の見出しです。
結構食べていた幸楽苑「中華そば」がメニューから消えるという。 あの価格で、食べれたのですから、残念に思う方は多いのではと思います。
ニュースでは、岡山県限定ラーメンの好評が背景にあるらしい。
この岡山県限定ラーメンは醤油味のチャーシューが5枚載っており、520円です。
関東圏でかなり人気のあった、「290円」のラーメンになれてしまったお客は、ついていけますかどうかですね。
ニュースを引用します。
「もし、これがうまくいけば、脱デフレを目指すアベノミクスがラーメン業界にも波及したことを意味する。 岡山生まれの“渾身の一杯”に、幸楽苑とラーメン業界の未来が委ねられているのかもしれない。」
この記事からすれば、従来の激安価格は、失われた25年の過程で、デフレのために設定された価格ということになります。
アベノミックスで、景気は労働市場まで波及し失業率が低下明るいきざしが見えます。
この前段階は、正社員の雇用が最初に促進され、後半が有期雇用の契約社員がその後に続くのが経済学の理論です。 契約社員の雇用をめぐり、賃金競争が始まって、それが正社員の方にもブーメランされることにより、所得水準が上がることを考えれば、まだ先は長いかもしれない。
幸楽苑の新メニューの背景には、食事としてラーメン屋さんへのニーズが、「失われた20年」の環境下で、より低価格の居酒屋的なニーズに、変貌していたことではないでしょうか?
カラオケスナックがカラオケBOXに、 単価の高い居酒屋がチェーン店系の居酒屋、さらにそれが、低価格を全面に打ち出していたファーストフード系で、アルコール系をも、飲食できる店へと、客のニーズが変わってきたことが背景にあると思われます。
激安価格で「食べ物」を提供してきた専門店が、新しい客層として、従来の居酒屋チェーンとファーストフード店との中間的ゾーンの開拓が始まったのかもしれません。
一昨日、新潮新書「日本の風俗嬢」をブログに投稿しました。そしてその後、失職女子の「大和彩ブログ」を偶然見て、日本の厳しい現実を思い知らされました。 バブルの時が頂点としても、現状はかなり悲惨な状態だと考えさせられます。
「日本の風俗嬢」、「大和彩ブログ」が発信するものは、GDP三位のイメージが実態との間に、大きな乖離が存在するということです。 格差社会が指摘され、もう15年位は経過したのでしょうか? GDPに見合った生活をしている層と無縁の層に完全に二極化した社会は、 政治以外では是正できないでしょう。
日本には革命も反乱も起きない。
真剣に選挙で投票にいかなければ、 絶対に社会は変わらないということだけは真理だと思います。
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