自民党本部や外務省の食堂で鯨カレーがメニューで登場し自民党の二階俊博総務会長らが試食したらしいニュースを【ZAI】で見る。2014.10.01
目的は、商業捕鯨を禁止したIWC国際捕鯨委員会で交渉に当たる外務省があえて、日本の食文化を意識させんがためにデモンストレーションに近い。
確かに、国民の理解を深めるために目的は理解できるし、ニュースで食する二階俊博総務会長が言うように「正しいことは正しい、譲るべきことは譲る外交であってほしい」も痛いほどよく解かります。
確かに「食は文化」といえば、これも筋の通った主張です。
現在捕鯨国は、日本のほかはンノルウェー、アイスランドの三国に過ぎません。
kazanも食べてたし、一流の店で食べる鯨料理や鯨の寿司は美味しかった。でも過去形です。
最後に食べたのは30年くらい前、渋谷の【くじら屋】で、寿司はゴルフの帰りに、神奈川県のゴルフ場に近いさる寿司屋で食べたのが最後です。
食べる立場で言うなら、美味しさは理解してても、この30年くじら料理が食べれなくなることへの恐怖はあまりなかったですね。
アルコールは大好き人間です。明日からお酒、ビールが無くなったら本当に辛いと思いますが、鯨肉はどうでしたでしょうか?
鯨を生り合いとしている方には死活問題であることも承知です。
貴重なタンパク源として、食文化として、捕鯨を主張するなら【調査捕鯨】という、いかにも姑息な日本の役人や政治家が発信するような名称はやめるほうが理解されるのでは。
他の二国は堂々と商業捕鯨を主張し、再開してます。
筋が通るならなにを主張してもとすれば、国際会議や合議は【巧みな会議上手】なるしし、日本の主張が全ての分野でオールマイティーにならねばならない理由も義務も無いはずです。
何んが何でも、これだけは守ると言う必要のある時は、調査捕鯨などの呼び方で能書きいうのではなく、商業捕鯨に復帰を宣言し、必要なIWC を脱退してもいいくらいのスタンスのほうが真剣さを理解されやすいと思うのです。