流行のカラーが世相を反映するという説がある。
ビジネス街でここ数年目立つのが男性のスーツのカラー。
かっては、ダークスーツといえば濃紺または鐵紺系が定番。
歌にもありましたネ、<青い背広で>。藤山一郎でした。
それがここ数年変わりましたネ。完全に黒系。
黒系でもタキシードブラックではない。マジェンダが入った黒。
この<黒>のスーツが流行になる社会背景はどういう世相なんだろう。
この黒に関して、活火山の独断的見解を!
個々に見ると<黒>は目立たないんですネ。
この辺にキーワードに在るのでは。
<目立たない> <静か> <シック> <統制> <堅い> <暗い> <etc>
この中の<目立たない>ことがサラリーマンの自己保身、自己防衛だったためではないだろうか?
バブルが崩壊して、日本中に噴きまっくた<リストラ>への対処・防衛カラーだったのでは。
もしそうだとしたら、ビジネスマンのスーツカラーが一日も早く変わることを期待したい。
活火山は紺が好きです。
昔、クリーニング屋さんでは、Yシャツを水洗いするときにブルーブラックのインクを数滴垂らして、微妙に青みがかった白を作ったと聞いたことが在ります。
日本人の白に対する感性は、<青>なんですね。
それは、<潔癖><清潔><清楚><etc>
活火山のあまり好きではないお隣のお国ではその感性が<黄>だと昔、高校の世界史の講義で聞きました。
<黄巾の乱><黄河><黄砂>、あのお国は、同じ白でも黄色みがかった白が好まれると言うことでした。
そのことを教えてくれた、高校の世界史の先生を懐かしく思った夜でした。