昨夜二日酔いの乾きが、清涼飲料水を求めるため、夜10時ころコンビニへ。 その帰り、偶然空を見上げたら、満月に近い月が出ておりました。
考えれば、当然です。 そのため一昨日高雄から台中まで言って仲秋宴のバーベキューで、ウィスキーをしっかり飲み過ぎたための二日酔いなのですから、 月が丸いのは当然です。
スマホで撮影すればと思い、そのまま通りをわたり、自宅前の公園で撮ったのですが、あまり良い撮影では無かったようです。
そんな時に、ふと思ったのは虫の音の存在です。 東京では、 少々秋めいてくれば、虫の鳴き声が聞こえます。 大橋節夫さんの「秋の夜はふけて すだく虫の音に~♬」(倖せはここに)です。
そういえば、この数年 、虫の音の記憶が無いことに気が付きました。
高雄を北緯22度、北回帰線より南に位置します完全な熱帯です。 日本のように四季のメリハリの効いた季節感が無ければ、無理なのでしょうか?
公園の池のそばで、撮影を終えてからふと思いました。
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話は変わります。この仲秋の時期、台湾社会での引き出物のNo.1は「月餅」です。
ところが、台湾の屋台や、製菓で使用される油や食用油脂に、回収した食用油の廃油を再生して販売していた大手の会社が摘発をされ、全国的に製菓店で買い求めた月餅をキャンセル返金騒動が起こっています。
kazanはブログやfacebookで、幾度となく言っておりますが、昔の台湾料理は本当に美味かったのに、数年前に来て、こんなにマズイ味だったのかと驚きました。
その原因はやはり、使用している油と、にわか職人が見よう見まねで多用する臭み消しの「五香」「八角」医食同源のプロ気取りで使う「漢方薬」です。
その結果、すべての食材の本来の味を壊していると言ってきましたが、またも、証明されました。