ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

勝谷誠彦の鬱からの帰還を喜ぶ

鬱病だったとは、今日のfeedlyのSP!の記事で初めて知りました。 
まあ、回復されての「鬱からの帰還」を立花隆氏の書名をもじっての「宇宙からの帰還」と、無頼派らしくもないコメントが記事ありました。


kazanも一時、鬱になったことがありますから、その辛さはよ~く理解できます。

いうなれば一種の落ち込みなのですが、血圧が上がったり、動悸が不安定になったり、ため息が多くなり、夜は眠れず、かといって、昼寝でカバーできるような眠りもない。
この状態で医者にいくと、確実に鬱と診断されます。

通院以前はアルコールに依存しますが、これが身体に良くない。 それで医者にいくと、当然ながら、お酒はダメといわれて、これがまた辛い。

厄介な病です。

kazanの場合は、50代から60代に切り替わる直前の夏でした。 
原因は分かっています。
今だから言えますが、惚れたオンナ(の方)にフラれたのですよね。

その時の恐怖は大変でした。 何て言っても、後数か月で60ではないですか。

何となく、あれが、人生最後の恋物語と自分に言い聞かせての夢飛行、夜間飛行でしたので、終わりを宣告されたとき、瞬時に「後数か月で60、もう権利は無くなるのだから、どうしてくれる。。」 ようするに、60の坂を上り始めると、新たな可能性は極端に低下するという現実感への恐怖ですね。

今に思えば、言われたほうも、困っただろうと思いますが、当時はそんな余裕はありませんで、まったくの演歌の世界でした。

そういえば、あの頃から一段と、演歌が好きになったような気がします。
「みだれ髪」 髪の乱れにてをやれば、赤い蹴出しが風に舞う♪ 作詞・星野哲郎。作詞家に興味を持ち始めたのもこの頃でした。

鬱病は、当人は当然ですが、周囲も気を漬かってしまいます。
「頑張ってね」「しっかりして」「早く元気になって」。。とにかく、病人にプレッシャーをあたえる言動がタブーなんです。

kazanの場合は「原因は。。フラレて。。」とは、口が裂けて言えません。。。」、恰好良くないですから。
そこが辛いところで、寅さんの気持ちが本当よく理解ができたと思っておりますが、今にして思えば、よく寅さんは鬱病にならなかったもんだと、チョイコラ、ストーリーに無理があるように、今思いました。

告白劇はこれくらいで、いつも楽しみに聞いているPodcastのザ・ボイスでは、月曜のコメンティターが勝谷誠彦氏で、勝谷誠彦氏の無頼派ぶりが妙に親しみやすいと言うのも、kazanの下町生活が好きに通じているのかもしれません。 最近始めた、動画作りでも、当然かれはその対象になっているのですが、 2週間ほど前から勝谷誠彦氏のコンテンツが急増しました。
普通なら、一本の番組から作るのネタが多くて3本位ですから、先々週の5本のコンテンツは多すぎるくらいでしたが、ご本人が宇宙から帰還したせいで、ノリが良かったせいでしょう。 良かったですね。



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