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ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

台湾の地図事情 判読しにくい表示の鉄道路線表記

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手許に、想定がバラバラになった部分を、透明のガムテープで補修した、痛々しい限りの一冊の地図帳があります。
昭和59年発行の高校の地理授業用の教科書のサブ教材としての地図帳ですが、当時・1984年に神田三省堂で購入した一冊です。



たかが「高校の地理授業の副教材」だろうと、「何を今更。。」と言われそうですが、実はこれが意外と便利で重宝してます。 その結果が表装、想定がボロボロになりつつも、後生大事に、いまだに現役で使っております。

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余談ですが、googleの地図と言えばGoogleマップで、これは便利ですが、一長一短があります。

まず、台湾住んでいて、googleマップだろうと、市販の地図にしても、鉄道路線を表示する形状が日本で一般的なような、白と黒の太枠線で表時されるようなことは決してありません。

一般的には最も細い黒実践の表示ですので、読み手の前提として、台湾の地図的地形が完全にインプットされていないと、鉄道網を地図上で認識するのはかなりの努力とエネルギーが必要になります。

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「なんで、こんなに見にくい、判読しにくい地図なんだろう」と不満、疑問が先行しますが、台湾人というより、国共内戦で敗れた蒋介石・中国国民党が台湾を統治するようになった時以来、地図は、すべからく軍事情報という位置付けに起因する事情があってのことだろうと、勝手に判断しております。

とにかくに読み読み取りにくいこと、この上ない代物の代表が台湾地図ですから、それが書店で購入した地図だろうが、スマホのGマップで見る地図だろうが、駅のポイントを探すのには毎回、同じような不便さを感じます。

日本治政下の台湾では、当然のように日本標準で、デカデカと、明瞭な存在感で地図内を圧倒するような表記のテ同路線が、日本的で伝統的な白と黒による路線が表記されていたハズです。

それが、大陸の中華人の到来で、一変し、さらに対毛沢東との戦時体制環境下で、地図が軍事情報になったものという理解が可能になります。



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以上のような事情から、自宅では、ボロロン状態の骨董的と言える、厚さが1センチを切るくらいの、大学ノートサイズの世界地図をいまだに愛用中です。
その利便性は、教科書副教材的存在ですので、表記されている文字サイズが大きいので、遠視というか老眼が進行したOGGには、とても重宝な存在になり、いまだに現役デス。

したがって地図帳に付帯した地名インデックスを開くにも、目視で検索するのに大して抵抗感を感じません。

40年年前の価格が、200円。

お買い得品でしたデス(^^)
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