冷酒を注ぐと「枯れ木に桜が咲く“盃”」の記事がgooのニュースサイト/
仕事しながらぜいたく気分 料亭個室でテレワーク 外食産業をサポートの記事欄下に下がっていました。
なんだろうと思い、リンクを開くと、FNN PRIMEが発信する同記事に飛びます。
冷酒を注ぐ前の、空の盃が、トップの画像に変化する。楽しいですね\(^o^)/

もう10年近く、桜を見ながら缶ビール、缶チューハイ、ワンカップを飲んでいません。
3年ほど前に、台中の浄土真宗のお寺があり、ご住職が龍谷大卒ということで、日本語での会話ができることの御縁から、参拝し、信正偈の読経を唱和させていただいたこことがあります。 kazan家は浄土真宗の東本願寺派で、このお寺は西本願寺派ですが、経は全く同じ、作法をほぼ同じという性格があります。
その帰り、台中で運転の役を買ってくれた、知り合いが、少し足を伸ばすと、桜が咲いているところがあると言って誘ってくたので、快く桜見物ということになりました。
逝ったマダムkazanの供養ということを勝手に言い聞かせての桜見物ですが、供養の読経もすんだことで、なんらためらいはありません。
日本で言うなら、桜の苗木を育ている農園の導入路脇に樹齢5年か十年かと思える桜に木が並んでというよりは点在という感じで植樹され咲いています。
確かに桜ですが、まず樹が樹齢の割に細く痩せていて、枝ぶりに勢いがありませんが、そのせいか、日本なら梅をみるような印象で、花の色はかなり赤みの濃い、細身な5枚花びらの桜ですので、個人的には初めて見る新種の桜です。
それでも心地良い気温と、誘ってくれた知り会いの心遣いに感謝しつつ、一時に花見気分を堪能できたのですが、口には出さなかったのですが、やはり、日本人には少々、口元が寂しいのは致し方ないことです。
そのくちもとのカバーしたのが、台中から新幹線で高雄に帰る一時間少々の車中で、台湾ビールの500ミリリットルを3本飲み干した思い出です。
座った座席は二人がけで、幸いにも隣が空席でセーフでしたが、満席の車内なら台湾ではチョットできないことで、これは少々気を使いながらラッキーな気分を満喫した記憶も残っています。
やはり、日本の花見に文化は日本人の感性そのものだと思います。
その時々の個人個人が各様の、各様の思いで、各様のスタイルで花見を楽しむ、その時に口にする好みのお酒が限りなく芳醇な気分にしてくれるのを堪能できるのは、「酔」の文化、風土があるのだと勝手に思ってしまいます。
「酔」も「粋」つくりが同じです。
このあたりをググれば、またブログネタになりそうな気がしてきます。
地の利の弱点を克服して、創意工夫をする物作りのマインドが商風土に継承されているかと思うと、このマインドは十分に学ぶ価値はあると思う。