日本産業界の中国投資
トヨタが2月末に発表した「天津・新EV工場1,300億円投資」のニュース
ニュースは産経と日経が2月29日に報道し、月が明けて報道系が2日、3日にWEB版で報じられたニュースです。
とっさに思ったことは、あのトヨタにして、この時期に中国投資を発表する背景に興味がわきました。
中国発症源の武漢肺炎ウィルスが、1月25日以降、連日報道は熱を帯びて、世界が完全にヒートアップししてる時のことですから、この超優良企業で国際感覚にも飛び抜けたセンスがあると勝手に思っていたのですが、興味、関心は止まりません。
中国のハニトラは有名
日本の若き外交官がそのことで自殺の追い込まれた、痛ましい事件もありました。
ハニトラ言い伝えによれば、ソ連方式と中国方式があるといいます。
共に共産党政権が仕掛けるもとすれば共通の認識になりますが、この比較が面白いのです。
ソ連方式は、恋愛の始まりキッカケになるのが、恋愛ドラマ仕立てで進行します。 例えば、偶然エレベータの出入りの時の些細なキッカケだったり、とにかく日常性があるらしく、そこから恋愛に発展する、多数の文豪を生んだ風土があるらしい。
中国はこた記事タイトルのとおりです。
詳細に、ターゲットの嗜好情報をゲットし、ドンピシャの直球で投球してくる話は有名です。
あれだけの人口があれば素材に苦労は無いでしょう。 用意周到には中国らしく広範囲で長期間の情報ネットワークを駆使して嗜好情報をゲットし、投入にあたっては、即効性を要求します。
秘伝の生薬・漢方薬と臓器移植の即効性に価値を評価するお国柄の風土があるようです。
「ど真ん中のハニトラ」
3月19日木曜日の虎ノ門ニュースに出演して嘉悦大学 高橋洋一教授は、ご自身の財務省勤務時代の経験から、「中国出張した役人のハニトラ」を紹介しました。
以前に同番組に出演した竹田恒泰氏が、「ど真ん中」のハニトラ表現をしたことも番組内で紹介がありました。
こうした話を踏まえると、メディア、財界、政界、官界、アカデミー界が「ど真ん中のハニトラ」の洗礼を受けたことが見えてきます。
おそらく洗礼は、民主党政権時代には、数百人の議員が小沢一郎に引率されて中国詣でをしてますから、現在の与野党のかなりの%の人が該当すると理解できます。
改憲の「か」の字もカスらない理由
これじゃ、改憲の「か」の字もカスらないのは極めて当然のことで、マスクが500万枚、防御服が2万着を中国の送り、さらに5万着とも10万着とも言われる追加の防御服を送ることが問題になった背景もこれで解ります。
今回の武漢ウィルス災禍が改て中国リスク警鐘とタイ中国デカップリングのトリガーになることを密かに望んでいます。