▼▼▼
自民党国会議員の衆参総数は372名だ。
親方が「俺に気兼ねなく跡目相続を争ってチョウダイ」と言っているに等しい状況だ。
結果、現在11人の立候補が噂、取りざたされているらしい。
立候補の可能性を指摘されている議員は11人。茂木敏充幹事長や石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安全保障担当相に加え、斎藤健経済産業相、加藤勝信元官房長官、小林鷹之前経済安全保障担当相が出馬への意欲を示 している。朝日新聞は、林芳正官房長官、上川陽子外相、小泉進次郎元環境相、野田聖子元総務相の名前も挙げている。以上、Bloombergの記事
▼▼▼
立候補には、現職の自民党議員の20名の推薦人を必必要としているから、全部で210名の推薦人が372名から引き算すると残りは162名。
さらに総理・総裁が任命する選挙管理人の11名の議員は推薦人になれないから、結局、151名の奪い合いになる。
しかも、一回の投票では決まらないから上位二人か三人での決戦投票、あるいは準決戦投票だってあり得るし、初回選での人集め、工作資金と、それ以降のの準決戦、決戦投票を仕切る派閥の親方の存在が不透明だから、最後は金とポスとで釣ることになるリスクも予想できる。。。
自民党戦国時代、群雄割拠の呈が永田町で展開されることになる。
これだけでも、3人くらいは立候補断念に追い込まれるはずとみますがどうでしょうか(^▽^)/
▼▼▼
こうなると、正攻法で政策、理念、政治哲学で選挙力を発信する広報者、永田町流の伝統的な政治力で勝負をかける立候補者がいても不思議は無いような状況もあり得そうだ。
かって、ポスト佐藤栄作を巡り、三角大福が熾烈な総裁選を展開し、勝利を収めたのは、目白御殿の主である田中角栄氏だったが、当時二けたの億円が流れたといわれ、その金をして、「実弾」と呼ばれたのを記憶する。
時に1972年、昭和47年7月だったデス。
▼▼▼
今は、田中角栄・越山会のような集金マシンを持っている議員、会派は少ないから、いかなる事態になるかが見ものです。
勝っても負けても、下手すれば、5億から10億位の借財を背負うことになり、結果、後年の政治活動で、その負の部分が必ず影響して、政治の腐敗につながりかねない。
どうころんでも、広島一区の選出の安保議員が考えそうな事態を、ドヤ顔で「シテヤッタリ」とニンマリしている顔が浮かんできて不愉快極まりない話デス。