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ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

高額になっていた晒(さらし)

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学生時代に、和服を着る機会の多い部活では、やせた、よく言えばスリムなへそ回りをサポートするのに必要だったのが「さらし」です。

有名な演歌の冒頭の「♬包丁一本、さらしに巻いて~。。。♬」歌詞にある「さらし」です。

やくざ映画の世界では、さらしを腹に巻いて、関係者が登場するシーンはおなじみのはず。 浅草で三社さん(三社祭)の時に、祭り装束で、着用する人も結構いたように記憶してます。

このさらしですが、結構便利なもので、日本料理の調理道具としての使い道も多いのですが、台湾では入手不可能品です。

煮炊きする食材を予め、さらにに入れた状態で煮炊きしても可であり、煮炊きした食材を広げ、余熱や水分を取り除くにも便利です。



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緊急時の包帯代わりにもなるし、三角巾の代用にも。。

先に大戦では、「白襷隊」「白襷」というキーワードがあったのを記憶してますが、あの襷は、きっと、六尺・約1.8メートル長の「さらし」ではなかったかと勝手に想像するkazanです。

1999年3月18日 「能登半島沖不審船事件」が起き、イージス艦みょうこうの航海長として、不審船を追跡した 経験を持つ、伊藤祐靖元海自二佐(退官時)は事件当時、攻撃・警備隊の先任小隊長を務め 、退官後、保守系の動画コンテンツにゲストスピーカーとして複数回出演されて、事件発生時のエピソードを紹介されたのが、2014年頃だと記憶します。



当時、海自事態に、銃撃戦という現実は、思考として存在していても、現実的な対応となると、装備品には防弾チョッキも無い有様で、やむなく、戦闘服の下に、少年マガジンやサンデーといった、隊員の娯楽用に身の回りにあった厚手の週刊誌をまとって、追跡・銃撃作戦行動をしたとする内容の紹介でした。

そのような時、身近に一反ものさらしがあれば、六尺・約1.8メートル長やそれ以上の長さで、便宜的に腹や胸に当てがったサンデー、マガジンを確実に兵装戦闘服の下に収めることができたであろうにと、また負傷した時には、緊急の三角巾以上の利用法もあるはずと、コンテンツを視聴した時思ったものでした。


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今回は、滞在・逗留先の川越市で、購入することになったさらしですが、二反セットで2,200円でした。

以前、浅草や上野の和装小物屋さんで購入した時は1反で300円前後でしたので、今回はエライ高級品を購入したことになりました。 もっとも、川越の老舗デパートの和装コーナーでの購入でしたので、「まあ、今回はコンナモンダロウ」感覚です。

でも、二反もあれば、これはかなり贅沢な使い方もできる訳で、中国共産党軍が台湾を武力侵攻すると明言してる以上、三角巾代わりとしての用意があってしかるべきと納得させて、本日は、とりあえず、自作納豆の大豆煮炊き後の水切りに使用する予定ですネン(^^)(^^)

追加記事挿入
上段セグメントで「二反もあれば。。」と記述しましたが、実際にサラシを開封してみたら、一反でした。。
川越の老舗デパートとは言え、ちょっと高過ぎ感が漂う結果になりましたです。 それに、諸物価の高騰が重なっているのかも知れません。。


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