神を呼ぶ

　　　〇
神よ
わがふるさとよ
なつかしき
愛と
光の
本願に
むかい
私のこころは
こがれ
あなたに
呼びかける
生命（いのち）の生命（いのち）
すべてを
生かしめてゆく
あなたのこころの
ただ
したわしく
神よ、私は
あなたを呼ぶ

新 生

　　　　〇
祈りの座へとみちびくものは
守護霊守護神
祈りゆくうちに自分のいのちと
一体になり、やがて
自分（小我）も消えて
光だけを
みつめる自分（大我）が
生まれる
祈りは
新生なのだ
一日一日
一瞬一瞬
あなた方は
神から
深い
愛の光を
いただいて
生まれかわっているのである
新生し新生し
神のふところのなかで
光一元となるまで
あなた方は生かされ
祈りつづけて
ゆくのである

すべては神が消して下さる

　　　　　〇
　自分の裡をみつめなさい。すると、心と
いうものは、こんなにも広いものだったかと
おどろくよ。

　　　　　〇
　心というものは霊妙そのものなのだよ。
　神のひびきを受ける場所なのだからね。
　人は、今、感情と、心とを勘違いして
いるけれど、心というのは深いものなのだ。
　けれど、感情を否定することは、
おもいグセのついた感情の波を、次第に心の
奥深い本心に持ってゆけばそれでいいんだ。
　少しずつ、少しずつ、自分の感情の動きを
知って、悪いものは消えてゆくんだとおもう
ことだ。すべては神が消して下さる。光に
なってゆくんだ。

本当の自分をあらわすために

　　　　　〇
　みんなの天命が溶け合って、救世の大光明
へと帰ってゆくのです。そこが、私達の
ふるさとなのです。

　　　　　〇
　この世もあの世もない。みんな神の愛へと
つながっているものなのだよ。

　　　　　〇
　本当の自分をあらわすために、みんな
生きているのです。

　　　　　〇
　神に生かされていると思うと、感謝の祈りを
ささげないではいられない。

　　　　　〇
　神様の計画は遠大だよ。千年も、舞台の上の
一コマにすぎない程の瞬間なのだ。けれど、
その計画のなかに、人間が、本当に自分と
いうものを見出して、光をまとい、永遠の
生命の流れに溶け込めるようにするための
智恵がいっぱい入っているんだ。ありがたいよ。

人間は愛の働き人

　　〇
風が吹き
雲が流れてゆく
雲の間に
かくれていた
太陽が
そのあたたかい
ひかりを
地にそそぐ
すべてに
与えられた
時があり
時は
神の
みこころのままに
この宇宙を
宇宙に流れている
生命（いのち）を
つかさどってゆく
一瞬の
雲の流れも
風の声も
神の
御声に
よらないものはない
すべては
神の愛
真実の
神の
深い
みふところから
放射される
光によって
動いている
人間は
その光を受けて
神のもとへと
急ぐ
愛の
働き人なのだ