人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

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(漢詩)無 題(二十二)

2020-11-30 07:06:23 | スピリチュアル
久遠万流即愛慈人間
奥活本心光是神在倶

久遠万流即ち愛慈。人間の
奥、本心の光が活く。
これ神とともに在るなり。


 神の愛へとながれ込む久遠のながれ、
神の愛へとながれ込むすべてのながれを
かたちづくっているものは、きわみのない
愛といつくしみである。

 一人びとりの人間の奥深く、本心の光が
ともされ、我々は生かされている。
これはつまり、神が我らとともに、永遠にいて
下さるということで、我々も久遠のながれへと、
日々この身を任せているのだ。
 愛といつくしみとをこの身におびて
いるもの。
それが人なのである。

(漢詩)無 題(二十)

2020-11-28 07:18:55 | スピリチュアル
愛者光源宇宙神我等裡
点静優灯祈為廻世界

愛は宇宙の光源にして、
神我等が裡に静けく優しき
祈りの灯をともす。
祈り世界をめぐる。


愛は宇宙の生成の源である。
神は私たちの本心に静かに
やさしい祈りというともしびを
ともした。
こうして、祈りの光明は
世界(宇宙)をまわっているのだ。

(漢詩)無 題(十九)

2020-11-27 09:24:40 | スピリチュアル
一風神慮不起無風一物神之愛実在
其風欲識之大我即宇宙満智之心
不離人者之導依己養生命即自愛
他愛之心等神愛児我等在裡

一風も神慮なくては起こらず。
一物にも神の愛と実(まこと)あり。
其の風の大我を識らんと欲するや
これすなわち宇宙は智の心に満ちて
人を離れず。
人は己れを導く者によりて生命を養う。
すなわち自愛他愛の心。
等しく神の愛児たる我等が裡にあり。


 風も神のみこころがなくては吹かない。
一つのことがらにさえ、神の愛と実(まこと)が
込められている。
 もしも風(人)が宇宙の真実と奥義とを
本当にしろうとして祈れば、宇宙という
ものが神の智慧の心にみちて、ひとときも
人間をはなれず、神の分生命(わけいのち)
である人は、それぞれ、己れをみちびく
神霊のみちびきによって生かされている。
 その神霊のみちびきとは、自分を愛し、
人を愛する心である。
 この心は、みんな等しく、神のいとし児
である私たちの裡にあって、私たちを
やしなっているのだ。








(漢詩)無 題(十八)

2020-11-26 11:32:59 | スピリチュアル
大我者元混沌生命相宿然大元愛
鶴似美思裡持確々之是肉宿生
太古神息吹大昔噺真実之

大我は元混沌として生命の相を宿す。
然れば大元は愛。鶴に似て裡なる
おもいは美しく、これを肉の生(いのち)に宿す。
生(いのち)は太古、神の息吹により宿るという
昔噺(ばなし)はこれ実(まこと)なり。


 宇宙はそのはじめ、はじめなくおわりなく
ただ生命のすがたをぼんやりと神のふところの
なかにやどしていた。
 鶴の姿のうつくしさに、誰もがみとれるだろう。
 たとえばその美しさを、心として、そのままに
肉をまとわせ、神から分かれてきたのが
人なのだ。
 いのちがそのむかし、神の息吹から生まれた
という昔噺(むかしばなし)は、事実そのまま
なのである。