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無(1)
無というのは
むなしいことではありません
すべてが零になる
ということでもありません
こだわりをなくした心
自由な心を指すのです
人間は
本来
自由なのです
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無(2)
この世の中にいきていて
とらわれをなくすというのは
大変なことです
それじゃあ
みんなあきらめて
とらわれているかというと
やっぱりとらわれたくない
自由な心にあこがれている
独占欲、執着心
家族への愛でさえも
すぎれば
他人よりも
もっとのっぴきならないものを
生み出すことになる
とらわれることの
不自由さを知っているから
自由を求めて人は
生きるのです
枠をとっ払ってとっ払って
払った払ったその奥に
さん然とかがやいて
いるのが
無の世界
無とは一人一人のたましいの
自由の代名詞
私たちはそこを目ざして
毎日祈りつづけるのです
〇
無(3)
無は
人間の真性
神界への道
光の一筋である
私達が
宇宙神のみこころ
に入り切る
事実そのもの