「粗忽長屋」「粗忽の釘」「粗忽の使者」など粗忽者が主人公の落語があるが、どうやら自然界にも粗忽ものがいるようだ。 雑木林の中を歩いていると、どこもかしこも緑の中に赤い色が見えたので、近づいてみると、紅葉だった。 木全体が赤いのではなく、この枝だけが何故か色づいていた。なんか不思議な感じで、面白いような、不気味なような。 それにしてもとんでもない「粗忽の紅葉」である。