お前100までわしゃ99まで、と言うが、これは男の側からの一方的で勝手な言い分だと思っていた。この記事を書くにあたって、一応検索してみた。結果、へぇ~そうだったんだと初めてその意味を知ることになったのである。
「お前」は夫、「わし」は妻のこと指すのだそうだ。「お前」は本来は敬語で、妻が夫を呼ぶときに使われていたそうだ。確かに、時代劇とかで「お前さん」とか「お前様」って言ってたな。
従って、夫が100歳まで、自分(妻=わし)が99歳まで共に仲良く生きましょうという意味になるわけである。知っている人には笑われるかもしれないが、知らない人も結構いるような気がする。
坪井川沿いを散歩する年配のご夫婦。前方に見えるのは熊本城である。