閑人帖

蜘蛛の子を散らした

例えばカマキリを見つけると、人差し指をその顔に近づけてみたくなる。例えばアリの巣を見つけると、その入り口に葉っぱをおいてみたり、細い茎のようなものを入れてみたくなる。意地悪なことこの上ない話である。いつか仕返しをされるかも知れないが、ついついやってしまうのである。

大勢の者が散りち”りになって逃げていく様を「蜘蛛の子を散らすように」と表現する。で、蜘蛛の子が一塊になっていると(上の画像)、やっぱりツンツンとつついてしまうのである。サワァ~と広がっていく様が(下の画像)とても面白い。蜘蛛などが嫌いな人はザワァ~と鳥肌が全身に広がっていくかもしれない。もし、そんな人がたまたまこの記事を見たら、謝ろう、ごめんなさい。

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