何気なく腰を下ろした土手は、一面にツクシが顔を出していた。 「土筆」と書いて、ツクシ。 毎年、この当て字、上手く考えたもんだなぁと感心する。 出てきたってことは、ほぼほぼ、春になったってことなんだろうねぇ。