多分私は死ぬまで現金を使い続けることだろう。湯水の如く金を使える身分ではないので、一か月の生活費を決めて、それを超えないようにしている。そうするには一か月分の現金を手元に置いておく事が必要だ。日が経つに連れて、当然のことながら現金は減っていく。これを目の当たりにすることが大事なのだ。20日ごろになると、残りの日々を一日幾らくらいで過ごさなければならないか、計算しなければならないのだ。う~ん、なんとも倹しい生活ではないか。キャッシュレスだとそのへんのところが分からずに、ついつい無駄な金を使いそうで怖いのである。
ただし、Suicaカードは持っている。切符を買う手間が省けるのでとても便利だ。ふらりとローカル線に乗って出掛けてみたくなった時でも、とりあえずピッとやって乗ればいいのだから。