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ひまわり進学ルーム

高校の選び方

先日、高校生とテスト対策中の中学生が同じ教室で勉強していた時のことです。

高校生「あ~、なつかしいな、コレぼくもやったよね。」
中学生の問題を懐かしそうに眺めます。
高校生「これって、扇の的やろ?あの・・・・・(略)・・・・・って話やよね。」
ひま「うん、そうそう。」
高校生「けっこう覚えとるやろう!偉くない!?」
ひま「そうねえ、中学のときはお勉強できたもんねえ。」(←イヤミ(^^;))
高校生「うっ…!でもさ、高校の勉強って、中学の十倍くらいムズイやん!!」
中学生「え?十倍??え~~~~、イヤヤ~~~~~~~!!もう、萎えた~~~」
高校生「え?あ?ゴメン!ちょっと盛った。十倍はウソかも。」
ひま「ほら~、君がそんなこと言うから~。」
高校生「ゴメンて。でも、十倍は嘘でも、3~4倍は難しくない?」
ひま「まあ、そうかもしれんけど、3~4倍くらいは、自分も成長しとるやろ?」
高校生「まあ、そうだといいね。」
ひま「でも、まあ、難しいかどうかは学校によるかな。中学の教科書より簡単な高校もあるっちゃある。」
中学生「え?ほんとう?やったあ!!!」
高校生「え、そんな高校でいいの?それって、あれやろ?名前書いたら入れるとかいうとこやろ。」
ひま「まあ、それでも落ちる子もいるらしいけど。」
中学生「塾来とる意味ない~。」
ひま「わかっとるなら、ほら、やって。」
中学生「はい~~~」

岐阜の場合、特別にお受験とかすれば別だけれど、中学までは地元の公立に行くのがまだスタンダードだからね。
『高校を選ぶ』ってどういうことなのか、いまひとつピンと来ていない子も多いみたい。
将来の夢とか、なりたい職業とか言っても、まだ決まっていないかったりするし。
だけれど、高校は高校ごとに使う教材のレベルもカリキュラムもちがうのよ。
だから、ある程度先のことまで考えて選ばないと、将来の選択肢を狭めることにもなってしまう。
あとは、やはり一番大事なことは、『自分と同じ程度』の知識や考え方を持っている友達に出会いやすいとかね。
同じ高校の中にもいろんな子はいるだろうけれど、偏差値50の高校に偏差値60の子はふたりはいないと思うんだ。
偏差値がぜんぜんちがっても友だちになれることもあるだろうけれど、
君たちが思っている以上に、「レベルが同じくらい」の人間の存在って大事だよ。
とか言っていると偏差値偏重主義とか言われそうなんだけれど、
高いほうが良いって話ではなくてね。

というわけで(?)今年は春休みに、ちょっと高校入試にむけての勉強の仕方や、高校の選び方などの説明会を実施しようと思います。
親子で参加して、ご家庭でも話し合うきっかけになってくれるといいなと思っていますので、
楽しみにお待ちくださいませ~~~。
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