昨夜の雨ですっかり涼しくなった余市。昨日までの暑さが嘘の様。これは今日のart workにぴったりな天気だ。本日、もうすぐニュージーラントに帰ってしまうファミリーを招いて、そのファミリーのママであり、染色作家でもあるAKIさんを講師にウールワークショップを企画。
まずは学校の宿題を終えると、いつもの様に外に繰り出す子供達。木を見ると登りたくなる性分の女の子が多いのが、ひね塾の特色。今日はウールワークショップも計画してるので、中に入れる程よい大きさの松ぼっくりや石を探す事も。
松ぼっくりはクリスマスツリーのオーナメント(飾り)に、石はペイパーウェイト(ぶんちん)になる予定。どの石がいいかな。
木登りもして必要な石もそれぞれ数個見つけて来たら、教室に戻ってsnack time。そして今日のsnack timeはshow and tellをする事に。show and tellとは、それぞれ見せたいものを持って来て、それを見せながらその説明をする事。今週二回目の子供達3人に「夏休みの思い出」を何か一つ持って来てもらう事になっていたんだけど、1人は忘れたとの事で来週。2人は今日発表。
英語でも日本語でもどちらでもいいので簡単に説明して、最後に「Thank you for listening.」と、言う事がルール。とにかく。自分の事を話す練習に。初めてはとても恥ずかしくて、なかなか話しづらい様だけど、オーストラリアの学校でshow and tellを経験してるMが助言してくれたり、今回講師をしてくれたAkiや私が質問したり、何より、他の皆がとてもいい聞く態度をしてくれたので、とてもいい発表になりました。これからもこのshow and tellの時間は沢山作っていこうと思います。
その後、紙芝居っぽく作った絵を見ながら動詞の単語練習。ここで英語を分るMが「have」について、「何か手に持ってる絵だけど、手に持ってなくてもhaveだよ。」と提言。そう。その通り。家に置いてても私の物なら持ってる「have」なの。説明が多いと単語を覚えるのって難しくなるのかもしれないけど、言葉にどんな意味が有るのか、よくよく知る方がいいんじゃないかな。Mのおかげで一つの単語で意見や話しが広がる、とてもいい内容になりました。
そして、今日のart work、ウール、羊毛を使っての作品作り。
色んな色のウールを石や松ぼっくりに巻き付けて、それから水や洗剤をかけて固めていく作業。色遊びと、変化する面白味もあって、子どももも大人も盛り上がる。
盛り上がり過ぎて、色んな色、型ちにチャレンジしたい子が多発。このまま最後まで。それぞれ、色とりどりに飾り付けられた石ころちゃんと、松ぼっくりちゃんを大切に持って帰ったのでした。