坂道や階段を登るのに前傾姿勢でその倒れそうな勢いを利用して登ること、足は筋肉を使わず 腱を使って竹馬に乗るように歩くということを教わりその通り歩いたらあまり疲れずに頂上まで行くことができた。サクッと 風景を楽しみ天気も今一つなのでさっさと降りることにした。 人気を避け帰りは裏山をハイキング気分で降りてみたい。 稲荷山コースというのを選んだ。初めてではないコースだとは思うんだけど山道の浸食が進み結構きつい勾配もある。 股関節がネックの私は慎重に降りる。一部の登山道は木で階段が作られており 降りやすいのか降りにくいのかよくわからない。降りながら猛烈にしょっぱいものが欲しくなった。元々の計画は以前も行ったことがある麓のお土産屋さん街からちょっと離れたところにあるこじゃれたコーヒー屋さんでケーキとコーヒーでまったりするつもりだった。しかしこれはもうかけそばの汁をずずっと行くしかないという気持ちでいっぱいになり下山後店を物色。昼食ではなくおやつの時間になろうとしているがどの店も人で混み合っている。 私も適当にあたりをつけお店に入る。高尾はとろろ蕎麦が有名だが私はかけそば 一択。出てきたかけそばのつゆはあっさり目。 でもそばの出来はなかなか良く温かい汁に癒され帰りの電車に満たされながら乗り込むのであった。ちなみに 高尾の紅葉はまだまだこれからといった感じである。