滋賀県・京都府とその周辺の山と滝Ⅱ

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2022.09.10 比良山/寄り道ばかりの武奈ヶ岳@トレーニングのつもりでしたが......

2022-09-10 22:59:57 | 比良の山と滝

2022.09.10大津ワンゲル道登山口07:06〜07:13登山ポスト(神璽谷道)07:31神璽谷・釈迦岳分岐07:42神璽の滝07:4608:09神璽谷の赤鳥居08:54神璽谷道下降点08:57北比良峠09:1609:31八雲ヶ原09:3309:48イブルキノコバ09:56広谷11:00釣瓶岳11:0811:23細川越11:44細川尾根分岐11:46武奈ヶ岳12:2112:34西南稜1120m地点12:39ワサビ峠12:45ワサビ平12:4812:58中峠13:06シャクシコバの頭13:1413:48大橋14:0314:26ヨキトウゲ谷入口の分岐14:31金糞峠14:4215:02青ガレ15:2015:38大山口15:4615:53暮雪山多目的保安林駐車場16:00イン谷口16:02大津ワンゲル道登山口](距離17.47km 累積標高1581m)with Sさん

 

山友のSさんに比良でトレーニングしませんかと連絡。特に目的はないけど、2人とも最近ハードには歩いておらず、ちょっと体が鈍っている。
では、「とりあえずイン谷口アスファルトに7時に」と約束。2人の合言葉のようになっている。アスファルトとは大津ワンゲル道登山口付近のこと。この場所が2人のお気に入り。それは店を開けるから。すなわち準備や後始末を砂や土で汚れるとか気にせず地面に広げてできるから。側に水場もある。

きょうは武奈に登って坊村に一旦下りて調子よければ往路を逆にイン谷口に戻る計画。調子よくなければ坊村から大橋経由でイン谷口。
さてどこを登って武奈に行く?相談の結果神爾谷コース。滝に寄りながら谷道を歩く。キノコがいっぱい顔を出している。でもきょうはトレーニングということで頻繁に写真を撮るために立ち止まるということは避けたい。

きょうは歩くことが目的なので荷物の軽量化のために一眼レフを持ってきていない。でもいつもより多めに水分と食べ物を持ってきており、さらに一時雨予報だったので雨具も入れたため、かえって普段より重たい。

トレーニングと意気込んだが、2人ともスタートからペースが上がらない。普通に北小松⇄釈迦⇄武奈⇄坊村を歩くSさんだが、7月8月は釣りばかりでほとんど山に行っていないらしく足取りの重たさが顕著だ。
神爾谷を登り切るまでに、坊村は無理かもと思うようになる。ガスの中の北比良峠で相談。坊村はやめて山上をウロウロして距離を稼ごうということになる。

まずは八雲から広谷へ。
坊村に下りないとなるとちょっと余裕があるのでザックからカメラを取り出して首から下げる。
八雲湿原ではまだサギソウが咲き残っている。ウメバチソウにはまだ早いだろうなとは思っていたが、サギソウがまだあるとは。
広谷からスゲ原間は写真映えする美しいキノコやトリカブトも多く、立ち止まってばかり。

暮雪山荘から釣瓶岳にも寄り道しようと小屋裏からナガオへ。この間ムラサキアブラシメジモドキがいっぱい。
釣瓶岳から北陵を武奈ヶ岳へ。ここまで4人だけにしか会っておらずきょうは登山者が少ないのかなと言いつつ山頂に上がると、さすがに人気の山、たくさんの人がいる。
武奈はガスの中。20m先が見えない。

大休止後西南稜をワサビ峠へ。ちょっとガスが切れてくる。
この頃になると調子も上がってきて、なんだ坊村行けたのになぁと思うようになる。ワサビ峠・中峠通過でシャクシコバの頭に。

小川新道は数年前に登山道が一部崩壊してロープが設置されており、通過には注意を払わなければならない。月見岩からのルンゼ下りも滑落注意。このルートを下るのはお勧めできない。
大橋の湧水で大休止。暑さが和らいだとはいえ、大量に汗をかき体が水分を欲している。冷たくて美味しい湧水をがぶ飲み。

さてここでまた相談、金糞峠・北比良峠から釈迦岳まで行って下りようという事に。
でもやはりSさんは最後まで調子が上がらない様子。やっぱり青ガレ下の堰堤で滝に打たれたいということで正面谷を下る。
途中写真を撮るために寄り道。Sさんには先に行ってもらい滝行をしてもらう。
金糞滝経由青ガレ下に下りたはいいけれど、アレッ!握っているはずのトレッキングポールがない。写真を撮っていた上の堰堤付近に忘れてきたようだ。トレッキングポールなしで青ガレを下りいて気が付かなかったとは。
青ガレを登り返す。疲れていれば気が滅入るところだが、今日は尻上がりに調子が良く一気に駆け登れる。

その後はきょうは隠れ滝さんにはご挨拶を失礼して、大山口で最後の水浴びと洗濯をしてイン谷口へ。

 

<コース状況>

神爾谷道の上部、支流に入り小尾根に上がる急坂に新たな倒木、這いつくばって通過しなければならない。
小川新道は一部崩壊箇所あり、ロープ設置あり。このコースの下りはお勧めできません。

 

山麓駅跡までのアスファルト道脇にはエゴノキの実がいっぱい

 

やっぱりカマブロ洞さんにご挨拶しないわけにはいきません

 

シロオニタケがところどころに

 

神爾滝雄滝に寄らずに通過はありえません

 

これもテングタケ科のキノコのようです

 

ちょっとヒョロっとしたシロオニタケ?

 

何でしょう?

 

クチベニタケ
口紅は雨で流れたのかな?

 

北比良峠

 

北比良峠にベニヤマタケ?

 

サギソウがまだ咲き残っていてくれました

 

八雲ヶ原人工池

 

アカハライモリの赤ちゃん
キュンとしますね!

 

ヤマドリタケの仲間

 

美しいキノコ発見
コナカブリベニツルタケだと思うのですが

 

角度を変えてもう一枚

 

目の前にウバユリの実が出現
背丈以上なので一瞬ギョッとしました

 

広谷にはトリカブト(キタヤマブシ)がいっぱい

 

落差数十センチですが好きな滝?です

 

ムラサキアブラシメジモドキが群生していました
モドキの方だと思うのですが......

 

ムラサキアブラシメジモドキの幼菌が一列に並んで......
奥から手前へ、成長過程を見ているようです

 

ムラサキアブラシメジモドキ
幼菌の時は濃い紫色をしています

 

スゲ原のみずみずしいミズゴケ

 

大阪大学ワンゲル部「暮雪山荘」よりナガオに登ります

 

その途中にシロヒメホウキタケ
ここにもムラサキアブラシメジモドキがいっぱい

 

ツルタケ

 

ナメアシタケでしょうか

 

別角度

 

釣瓶岳山頂にクサハツ?

 

カバイロツルタケの幼菌

 

足元にひときわ鮮やかなオレンジ色のキノコ
これはダイダイヒメノカサでいいのでしょうか

 

釣瓶岳を振り返って
武奈ヶ岳は真っ白で見えません

 

トリカブト(キタヤマブシ)の群落

 

トリカブト(キタヤマブシ)

 

97th武奈ヶ岳山頂
100回目は2023年8月X日より早まりそう

 

ゲンノショウコが一輪だけ

 

ツマグロヒョウモンの♂

 

オトギリソウ

 

コナスビ

 

ちょっとガスは切れてきました

 

武奈ヶ岳を振り返って

 

中峠のブナ林

 

大橋付近のアシウスギその1

 

大橋付近のアシウスギその2

 

大橋で橋を渡って、湧水のスリバチ水をがぶ飲み
冷たくて美味い!

 

毘沙門岩
大きさの表現が難しいのですが、この角度が一番迫力あるように思います

 

モミの木の大木
中が空洞になりつつある

 

カバイロツルタケとキイボカサタケが今回最もたくさん見られたキノコかな

 

金糞峠
東側は晴れていたんですね

 

何タケ?

 

ハラタケかな

 

金糞滝さん、今日も楽しませていただきました
また来ます

 

最後にミヤマウズラ
今日は3箇所で見ましたが、いずれも花の時期は済んでいました


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