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ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆『イップとヤネケ』アニー・M・G・シュミット 文 フィーブ・ヴェステンドルプ 絵 西村由美 訳 岩波書店

  
                          (原書オランダ版 『イップとヤネケ』)

日本ではオランダの絵本というと『ミッフィー』が、とても有名だが、オランダではこの『イップとヤネケ』が、子ども時に読んでもらった思い出の本No.1らしい。
そもそも、ヘッド・パロールという新聞に、1952年から連載になっていたものが、大人気となり、単行本として出版されたという。その後、60年以上、読まれ続けられている。
イップ(男の子)とヤネケ(女の子)のキャラクターは、オランダ中に展開するスーパーHEMA(イトーヨーカドーみたいな感じかな)の専属キャラになっていて、いろいろなキャラグッズもある。

文字の分量からいうと、日本では幼年物のジャンルになるのかも知れない。
2004年に、岩波書店から出版。

生け垣を間に隣どうしに住んでいるイップとヤネケは、生け垣に空いた穴から行き来してる。
大きな出来事なんかは、全然、起きない。
生け垣を挟んだ庭で、ケンカをしたり、猫と遊んだり、ちょっとした発見があったり、そんな、小さな二人の楽しい日常が描かれている。
一ページ毎に、一話完結のお話しと可愛い絵が描かれており、夜、お子さんが眠る前に読んで上げるのに良いと思う。

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