ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ スプーンスタンド

本日、久々に姉が来訪。
台所で、立ち話をしている時、食器棚のスプーンスタンドを見て、「これ、可愛いね」と姉。
「これ、オランダに住んでいたときに使っていたコーヒーカップ。でもこんな具合になっちゃって、それで転用😂 」と私。

         ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

大昔から、がさつな私です😅 😅 


私の初夏の欧州旅の最中、スマホに姉から電話がかかってきた。
「今ね、バスで、プラハからポーランドに向かって、国境を越えたところ」と私が言う。
姉は驚きの声を発した。
「バスの中だから、あとでね」と言って電話を切った。

姉は、その時の話しをする。
私が、ウクライナの隣国ポーランドへこの時期に行った、その行動を理解できないと言うのだ。

本を読んだり、人の言葉で解ったことが、沢山あって、その解ったことを、私は、自分で見てみたかったのだと、言った。

行って、この目で見て、知って、考えたことが、沢山、あって、それは、やはり、私にとって重要なことなのだと、私は言った。

私は、記者でもないし、なんの特権も与えられていないただの日本の市井の人だから、行ける場所にも限界があるけれど、ギリギリ行けるところまで行って、なにが起きているのか、この目で見て、知りたかったし、考えたかったのだと言った。

それは、ただの好奇心に過ぎないかも知れないけれど、少なくとも、人が書いた文章や、人が語った言葉ではなく、自分の目で見て、自分の言葉で識りたかったし、自分の言葉で考えたかったのだと言った。

「怖くないの?」と姉は、言う。
「これは怖い経験だったのかと後で思ったのは、プラハでタクシーの運転手にボラれた時かなー。私は俄然、抗議したんだけど、運転手の態度に、下手すると追い剥ぎにあって身ぐるみ取られるだけで済まないかもと思ってさー。日本語で、クソッ! バカッ! 地獄に落ちろ! と言ってボラレ額を出したんだよ。もう、ほんと、いまだに、悔しくてたまんないわ」と言うと、姉は、大袈裟に「おーまぃがー」と言って、倒れる演技をした。😂 


私は、自分の目で見て、識って、自分の言葉で考えたい。
私の行動原理は、ただ、いつも、それだけだ。




















最新の画像もっと見る

最近の「ひとりごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事