ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 夫へのお土産

夫は、ここ一年あまり漢文に凝っており、それで台湾のお土産は、繁体字で書かれた『論語』と『唐詩選』との依頼。
できたら、和綴じの古書をと、言ったのです。

探しましたよー!

しっかり、見つけました!
『唐詩選』は、子ども用ですが😂 
和綴じの『論語』と『孟子』。
それに『論語』の原文と現代文が記載されている本。

台北と台南の本屋さん、古書店を何軒も行きましたが、驚いたことに漢文の研究書の殆どが京都学派の中文研究者の手になり、出版社も日本でした。

若い時に高橋和巳の小説が好きだったこともあって、彼のエッセイで、恩師吉川幸次郎や小川環樹など、京大中国文学の研究者については、ほんの少し知っていましたが、今更ながら驚きました。
中文研究は、日本が中心のようです。

それにしても、夫に頼まれた本、清水の舞台並に、高かった😂 

古書店で、和綴じの『論語』と『孟子』を見つけたことの嬉しさで、値切るのをすっかり忘れてしまったのです。
絶対に値切れば、もう少し、安く買えたに違いない😎 

で、夫は『孟子』は、頼んでいなかったけれど……と言ったのです。
それは、そうだけど😤 




<追記>
『論語 365』(孫中興 著)の、1って、かの有名な、これだったのですね。


江戸時代は5歳の子どもでも暗唱できたらしい😊 
当時でも世界に冠たる識字率の日本。
寺小屋、素晴らしい。



子曰・・「學而時習之、不亦説乎 有朋自遠方來、不亦楽乎 人不知而不慍、不亦君子乎」

子曰く、
学びて時に之を習ふ、また説ばしからずや。
朋有り遠方より来る、また楽しからずや。
人知らずしていきどおらず、また君子ならずや。


































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