ゲイの青年が地下鉄駅で、赤ちゃんの捨て子を見つけて救助するというストーリー。
その後の展開がすごい。
この捨て子の赤ちゃんの保護者を選定する家裁の判事に、なぜかこのゲイカップルが見込まれ、赤ちゃんを養子にして育てることを望まれる。二人は快諾し保護者となり、あかちゃんを育てるという実話。
その当事者であるゲイカップルのひとりPeter Mercurioが、自分たち家族の経験を絵本にした。育児放棄、幼児遺棄、LGBT、人種差別の問題などなど、とても今日的なテーマである。翻訳物もいずれ出版されるだろうと思う。後書きに、朗らかな笑顔の逞しい少年とゲイの両親の三人の写真が掲載されている。
翻訳版は、4月下旬に店頭にならぶようです。
書名: ぼくらのサブウェイ・ベイビー
作:ピーター・マキューリオ
絵:レオ・エスピノーサ
訳:北丸雄二
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