ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ お赤飯の “お” からのエトセトラ

23時も過ぎた頃、息子からFaceTimeが来た。
仙台への2泊3日の出張から戻り、シャワーを済ませたところだという。
「晩ごはん、食べた?」と訊くと「新幹線で駅弁を食べた」と言う。
「ウチは、赤飯とトンカツにみそ汁」と私。

「赤飯か、いいね」と言ったあとに息子が、「そういえばさ」と話したことが、面白かった。

「『vivant ヴィヴァン』(大ヒットしたTVドラマ)で、テロリストも諜報員も“お赤飯”って言ってるの。あの違和感、強烈過ぎ! 絶対、変だよね。テロリストとか諜報員が、“お”つける?」

確かに、変。笑ってしまった。
脚本に“お赤飯”と書かれていたとしても、役者たち(堺雅人とか役所広司とか)か、演出家とか、だれも違和感がなかったんでしょうかね。

私は、名詞に“お”は、割りとつけない。

意識せずに“お”をつけるのは、
お金、お尻、おなら、お湯、お茶、お粥、ぐらいかも。
そうそう、お寺、お墓、お骨、もあるね。

敢えて“お”をつけるときは、世間では常識的につけるだろうなという判断が働いた場合かな。
お酒、お寿司、お風呂、お水、とか。



実は、私の父が、名詞に“お”をつけることに、異常に嫌悪感を示す人だったのです。
なので、私の姉も妹も、名詞に“お”はつけない。

でも、それが、とんでもない例外があるのです😅 
それは、私の名前です。
私の名前は、漢字でひと文字、平仮名でふた文字なのですが、なぜか実家では(親戚もふくめて)、平仮名に“お”つけて、“お○○さん”と呼ばれているのです。

この呼び名を、“お”嫌いの父が、なぜ黙殺したというか許容していたのかは、謎です。😂 😂 😂 


<追記>
因みに私の名前は、禅僧だった祖父がつけました。
仏教的な意味があるとのことですが、私の子ども時代では、性別判断ができにくい珍しい名前だったので、なんとなく気に入っていませんでした。
大人になってからは、明治16年生まれの祖父のセンスに感謝しています。

今や、芸能人の男女合わせて、3人か4人、同じ漢字で同じ読みの名前の人がいます😙 
かなり先見の明があった爺ちゃんでした。


<追記2>

メタセコイアが、美しい。
昨日、息子から送信された雪が降る仙台の動画のスクショです。
















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