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ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆ 世界地図、視点をちょっと変えて見てみれば

   
  

 昨日、安倍さんは散々待たされて、プーチンさんと、あの長州で、なんだか喋っているみたいだけど。

 ところで、北方領土ってどこにあると思う?    
 この赤い色の右端の島が、北方四島で、上はサハリン。 
 北海道右サイド、二本、角のように突き出た湾内と、北、稚内の上にある、黒々ボツボツ……ラインが、国境。


 つまり、世界遺産の知床半島と、根室半島の納沙布岬の湾内に、北方四島のうち、二島があるわけ。
 北海道から、完璧、目視できる距離。
 それが、隣国、ロシア。
 こんな目視できる至近距離に国境があるって、このことを、認識している日本人って、いったい人口の何%いるかな? なーんて、思っちゃうよね。

 
 最も近い歯舞群島(はぼまい群島→ハボマエと発音するのが、北海道では一般的かも)は北海道根室の海岸から目視できる3,7Kmの距離です。
 それにしても、チョー驚くのは、一般的には、まぁ分かるんだけど、but,しかしです、とある児童書チョー大手出版社の編集者が、この近距離を知って絶句したとき、私の方が、目を疑うほどの絶句でした。
 そんなもんなんですかね。北方四島って。

 さて、その群島の延長線を、もっとマクロ的にみると、上記の地図で分かるように、このような位置にある島々なんですよね。

 シベリアのすぐ、この近距離にアラスカあるわけですよ。
 それで、北方領土とカムチャッカ半島の内側の海域には、ロシアの潜水艦がたむろしているわけ。

 アメリカの戦略上、沖縄が手放せないように、北方領土海域を戦略上、あのクリミアを死守したロシアが、むざむざと、手放すことなんて考えられない。

 安倍はそんなこと承知でしょ。
 
 
 アメリカは太平洋を見渡して見ると、はるか彼方の遠い隣国だけど、アリーシャン列島、カムチャッカ半島や、ユーラシア大陸の東端の位置から見ると、氷結時期には、マンモスが渡ったという距離ですよ。
 それはロシアもアメリカも百も承知。
 
 その上で、世界地図上の認識の錯覚を悪用して、あたかも北方領土の返還があり得るかもみたいなパフォーマンスをしているだけかもね。

 世界がどこにあるのか、地図帳だけではなく、地球儀をあらためて、あらゆる角度から見てみよう!!

 と、言いたい!
 だまされちゃ、いけない!!

 
 
 <追記>
 TVの天気予報、あれ、各局、ほんと、見る度にイラッとする。
 あれじゃ、沖縄が、どこにあるんだか、解るか?っていいたい。
 こういう、目にする日常の場面が、勘違いをうんで行くんだと思う。
 それで、笑っちゃうよね。
 皮肉にもTVの画面を見れば一目瞭然なのに、オスプレイ、墜落じゃなくて、不時着だってさ。

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