山梨県のキャンプ場で女児が行方不明になって約3年、再び取り沙汰されるようになった
きっかけは人の頭の骨とみられるものが発見されたからだが、発見されたのは女児の姿が最後に確認されたキャンプ場から600mの場所であった
当然、失踪当時に大規模な大捜索活動が行われているはずの場所である
失踪当時の大捜索活動の際に見つからず、何故今になって見つかったのか
しかも、今度は骨に続いて靴と靴下も発見されている
もちろん、現段階ではこれら発見されたモノが全て失踪した女児のものか定かではない
これらが失踪女児のモノでなければ、かなり悪質な悪戯ということになるが
今回発見された遺留品が女児のものかどうかはさておき、何故今になってこれらが発見されたのかを推論してみる
最初に発見されたのは頭部、それも後頭部の一部とされる骨であった
そして、山梨県警などによる大捜索が連日行われ、骨に続き靴と靴下も発見された
これら発見されたモノが失踪した女児の物だとすると、様々なケースが推察される
ケース1
女児が山中に迷い込んで動けなくなり、衰弱死した後、様々な要因で今回発見された場所に遺留品が移動してきた
可能性としてはありそうだが、幾つか疑問点も残る
今回、骨などが発見された場所はキャンプ場からかなり急な山道を登り、さらに山中に分け入った先にある
当時7歳の女児にそのような山中に入り込む事が出来るのだろうか
あり得るとすれば、例えば熊などの野生動物に襲われたのち、動物が女児の身体を持ち去ってしまったという事だが
であれば、失踪時の捜索で血痕など動物に襲われた形跡が発見されているはずである
となると、女児が自力または動物により発見現場近くまで移動したとは考えにくい
ケース2
何者か女児を連れ去って別の場所で殺害し、隠していた遺体および遺留品の一部を今回発見された場所に遺棄した
様々な要因を組み合わせると、これが一番腑に落ちるケースとなる
発見された骨は頭部、それも後頭部の一部とされている
もし山中で死亡しその後遺体が腐敗したとしても、後頭部の一部の骨だけが別離して発見されるものだろうか
と考えると、発見された骨は女児を連れ去り殺害した犯人が隠していた遺体から後頭部の骨を取り出して、発見現場に遺棄したと推察される
同様に靴や靴下も順に発見現場に遺棄したとすれば、これまで3年もの間捜索しても見つからなかったのが、ここ数日で発見されたとしても不思議ではない
では、誰が何の目的で行ったのか
注目すべきは頭部の骨だけでなく、靴と靴下も立て続けに発見されたという点である
人骨が発見された時点で、それが失踪女児のものか別人のものかの前に、明らかに死体遺棄事件となる
当然、発見現場は山梨県警により規制され、一般人の出入りは出来なくなる
現場地図からみると、発見現場へ続く道はキャンプ場からの山道があるだけで迂回路はないようにみえる
山側から迂回すれば現場までいけなくないようにも思えるが、昼間に行動するわけにはいかないから闇夜の中山中を進んで靴を置いてくるような事ができるとは思えない
だが、一つの仮説を立てればこれも全てが腑に落ちる
それは、今回の捜索メンバーの中の誰かが靴や靴下を持ち込み、捜索するふりをして遺棄したというケース
であれば規制をかいくぐり、遺留品を発見現場に持ち込むことが可能となる
では何のためにそんなことをしたのか
これも2つのケースが考えられる
一つは、骨や靴を女児のものに見せかけた超悪質悪戯愉快犯
もう一つは、何らかの目的で骨や遺留品を警察に調べさせること
身元鑑定にはDNA鑑定が主流になっているが、DNAはタンパク質だから骨から調べるのは以外に難しい
靴や靴下からも血液や体液などの残留物があれば出来るのだが、残留物を消してしまえば鑑定は困難になる
つまりは、日本の警察の科学でどの程度の証拠品が揃えば身元確認が出来るか、を探っているのではないかと思えるのである
なにはともあれ、個人的には今回発見された骨や遺留品が失踪女児のものではなく、女児が何処かで生きていてほしいと願うばかりである
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