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黒猫チャペルのつぶやき

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大活躍!

2010年10月04日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 10月2日は保育園の運動会「わくわくプレイデー」。最年長クラスとして参加の今年は見せ場も多く自然力が入るが、また感慨も深いものがある。今年も受付開始前の時間に会場の小学校校庭に馳せ参じ、トラックを走り回り、鉄棒やうんていにぶら下がったりしてウォーミングアップに余念が無い。同じように走り回るRちゃんはRyu君の妹Runaちゃんに衝突して一緒に転んでRunaちゃんが泣き出してしまったり、はじまる前から既に大騒ぎである。体育館の壁に飾られたひわまり組さん一同の等身大自画像の前で記念写真、その後クラスごとに集合写真も撮り終えていよいよ開会となる。

 親子体操で体をほぐし、幼児クラス一同のダンス、徒競走とプログラムが進む。私はひまわり組でも最終組、クラスで一番背の高いRyo君と小さいけれど運動神経は抜群のShinちゃんとの対決で、トップにはなれなかったが迫力のある走りで善戦した。乳児クラスの演技が続いた後、遊具を使った演技では、大縄跳びをきれいに10回跳んでクリアーした上、鉄棒は高いほうを選んで、他のお友達が「こうもり」や「回り」でお茶を濁す中ただ一人逆上がりに挑戦、一度で見事に成功させ喝采を浴びる。

 そして目玉の幼児クラス混合リレーとなり、みんなで「エイエイオー!」と掛け声を揃え気勢を上げる。私は赤組アンカーShinちゃんの直前走者という重要な役どころ、青組をわずかにしのいで回ってきたバトン代わりのリングを受取って猛然と走り、先行を守り抜いてつないで赤組に勝利をもたらしたのであった。金メダルをいただいて得意満面で閉会となる。午後はバイクで草加市の温泉に連れて行っていただき、お蕎麦を食べたら、帰り道では体力を使いきったように眠くなって家に帰るなりぐっすり眠った。

 翌朝はすっかり回復して早くに起床。電車で奥多摩にお出かけすることとなり、リュックサックを背負って出発である。電車の中でおやつをつまみながら、中央線、青梅線と乗り継ぎ、待ち合わせ時間の空いた青梅駅ではレトロな外観の立ち食い蕎麦屋さんで大層おいしいお蕎麦をいただいた後、いよいよ終点の奥多摩へ。父殿は「魔女が出る」と脅していたが、そんなものはいなかった。

 谷川の風が渡る町を歩きトンネルを抜け、ほど近い温泉「もえぎの湯」に到着。早速せせらぎを見下ろす露天風呂に入り、体がぬるぬるする不思議な温泉を堪能し、おいしい山女魚の焼き魚をいただく。さて温泉を出発すると、私は自らを「隊長」と称し、父殿母殿に先を歩くことを禁じて先頭を行き、少し冷や冷やするような吊り橋を渡り、急な坂道を下って河原に出る。そこここで焚き火をしていたり川遊びをしていたりする人々のグループが見られる。ちょっと手を入れて川の水の冷たさを味わってみたりした後、依然として私は先頭で崖沿いの遊歩道を進み、大きな石を越えて坂道を登り、また吊り橋を渡って隊員を導き、この日も大活躍なのであった。そのくせ電車を乗り継いで家の近くに帰ってきてから、まだ隊長気取りで前を歩いていたら、何でもないところで派手に転んでおでこにたんこぶをこしらえてしまった私であった。

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