表彰式

　１０月３０日午後５時、東京藝術大学美術館陳列館にて、「隅田川ＡｒｔＢｒｉｄｇｅ東京スカイツリーを描く絵画展」表彰式が行われ、私も父殿と母殿に伴われて出席。私の描いた絵が他の受賞者の作品とともに会場の真正面に堂々と展示されていて、何とも気恥しくもあり、誇らしくもある。他の多くの作品が写実的であるのに引き比べ、私のだけが何とも不思議な抽象化された構成となっており、色づかいも独特である点、やや目を引く。受賞者のほとんどは私とさほど年の違わない子供だが、やはり大抵それぞれパパママが付き添っていて、会場はほぼ満席の人いきれである。式典には、東京藝術大学学長、台東区・墨田区の両区長なども列席され、それぞれ式辞を述べられ、大層ものものしかったが、一人ひとり名前を呼ばれ、賞状とメダルを授与され、記念撮影の後に終わった。

　これが今回「優秀賞」をいただいた受賞作品である。

　　　　　　　　　　

　帰り道、お腹がすいたので、入谷のＴＯＲＯＮＴＯ（トロント）さんという洋食レストランで夕飯をいただいた。通りがかりに何気なく立ち寄ったお店であるが、お料理は質も量も素晴らしく充実していて、思いのほか満足させていただいた。私の頼んだ日替わりパスタセットは、モッツァレラチーズのアラビアータスパゲティ、サラダ、スープ、パン、ドリンクとデザートまでついて１０８０円である。味は抜群であるが、私にはちょっと食べきれず、父殿母殿に手伝っていただく。父殿は同じ値段の日替わりディナーセットというので、やはりスープ・サラダ・ご飯にヒレカツ、クリームコロッケ２個、メンチカツがメインで、食後にコーヒーとデザートがつくのだが、デミグラスベースのソースが絶品で、父殿はメンチカツを一口食べて、「脳に電流が走った」と表現した。サラダやデザートもシンプルではあるが品のある味に仕立てられていて、お腹いっぱいになりながらも残さず食べたくなるおいしさだった。なぜだか切干大根の煮物、が添えられていたが、これも全体の中でバランスを得ていて秀逸であった。

　下は、表彰状を受け取る私。帰宅してから、お祝いを送ってくれた大阪の祖母殿に報告のお手紙を書き、スカイツリーの絵を描き添える。