黒猫チャペルのつぶやき

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うた大好き

2006年11月22日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 もともと私は音楽好きである。1歳にもならない頃から、ラジオ、オルゴールなどの音楽には大いに歓心を示し、好みの音楽にはリズムを合わせて踊り、保育園主催の音楽界などがあると同年齢、あるいは年長の子供たちに比べて遥かにおとなしく、聞き入る癖であった。ここ最近は、言葉が大いに発達したことにより、自ら歌を覚えて歌うことが何より楽しい。レパートリーのメインは、以前大阪の祖母殿からいただいた2冊の「歌の絵本」という、ボタンを押すとそれぞれ16種類の童謡が奏でられる電子玩具に収録されている歌である。もっとも1冊は英語版であるので、こちらの歌詞は十分に歌いこなせるとは言えない。その他父殿が、思いつく限りの唱歌、童謡を休日の都度歌ってくれるが、これによって私の音感がやや損なわれている点は否めない。

 特にお気に入りは、何と言っても「ぞうさん」である。「ゾーサンゾーサン オーハナナナナイノネー」と、かなりしっかりと歌いこなすことができる。「ポッポッポーハトポッポー」もほぼ同様のレベルである。「とんぼのめがねは~」という歌も好きなのだが、これは今のところさわりの「トーンダーカーラー」の部分だけを歌える。「ぼくらはみんないきている」という歌は、保育園でもよく聞かされ、父殿も歌ってくれるのでメロディーが体になじんでいるが、個々の名詞をうまく覚えられないため「・・・ダーテ・・・ダーテー・・・ダーテー」といった歌いまわしになってしまう。

 「大きな栗の木の下で」「糸まきまき」などは必ず振り付けをつけて歌う。先の「歌の絵本」からこれらを選んで鳴らしては、得意になって歌って踊ることを繰り返している。誰も見ていなくても構わないのである。

 先日2才の誕生日を迎え、私の性癖を知ってか大阪の祖母殿はまた新しい「歌の絵本」を送ってくださった。今度のものは、音楽とともに本の中の豆電球が明滅するのである。「しろやぎさんからお手紙着いた」などの新しい歌を今夢中になって覚えているところである。ちなみに誕生日は平日であったが、色々な果物が乗った豪勢なケーキを買っていただき、ちゃんとローソクを立てて、父殿母殿が祝ってくださった。保育園ではこの少し前に、同じ月の生まれのほかの3人の子供と一緒にお祝いをしていただいている。

 今日も父殿と自転車に乗って、そろそろ寒さの感じられるようになった朝の町を保育園に向かって走る。私が「トンボ」とリクエストすると、父殿やや外れた音程ながら、「とんぼのめがねは水色めがね~」と歌う。「うみ!」といえば、かなりの調子はずれながら「うーみーはーひろいーなーおおきいーなー」と歌ってくれる。

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