女ひとり台湾旅行③九份へ

台湾二日目は千と千尋の神隠しのモデルとなった九份（きゅうふん）へ。

提灯がきれいなこの観光地は夕暮れ時が一番というけれど、
ガイドブックに寄れば、帰り道も大混雑とのこと。


平日の真昼間だから、まだ空いているだろうと高を括っていたけど、
いざバスを降りればかなりの人混み。
お土産屋さんの通りが暫く続きます。
見たことのないフルーツやお惣菜？並んでいたけど、
この湿度と気温の中、常温で売られている食べ物を購入する気にはなれず・・
ガイドブックにもカットフルーツはなるべく食べないように、と書いてありました。

途中、不思議な生演奏が聞こえてきて
なんだろう？と耳を澄ませると、急峻な路地の先に張り出したミニ演奏スペース。
吸い込まれるように階段を登ると不思議な楽器で演奏している数名の男性。
鳥居のような建築物の奥で民族音楽のような音を奏でていました。
数時間後、この出来事がちょっとした幸運を運びます。


日暮れ待ちをするも、なかなか時間が進まずこちらのお茶屋さんで休憩。
というかスマホの充電が死にそうだったので日本語が分かる店員さんに充電をお願いして・・。


メニューを見てもよく分からなかったので店員さんにオススメを聞いて
お茶菓子＆チーズケーキ、お茶のセットを頼んでみました。

茶葉入りの巨大湯飲みに自分でお湯を注ぐスタイル。
お湯は常に火鉢で暖められていて、お湯が少なくなると店員さんが補充してくれます。
お腹タプタプになるまで飲める量。すごく美味しかった。
お漬物のようなお茶菓子（←見るからに苦手そうなお菓子だったので手をつけず）とチーズケーキが付いていました。
写真は撮らなかったけど、このチーズケーキがめちゃくちゃ美味しかった！


お茶屋さんでぼーっとするも時間を持て余し、
充電していただいたスマホを回収、外に出てみると良い感じの日暮れ。

しかし・・・お土産屋さんが立ち並ぶ狭い路地は大渋滞。
首都高かなってぐらいです。

提灯が並ぶ景色が見えるテラスまで並ぶ人、人・・・
こりゃあかん・・と諦めかけた時。
細路地を発見。
なんとなく進んでみると、先ほどの演奏スペースに繋がる道でした。
もしかして・・と先へ進むと、大渋滞の目的、提灯スペース（映えスペース）に出る事が出来ました。


私のカメラの腕じゃ伝わらないけど、うわぁーと声が出るほど綺麗な場所でした。
なかなかガイドブックのような写真は撮れないけど
一度は見る価値ありです。

帰りはバスが混んでいて乗れなかったら困るのでダッシュでバス停へ。
思ったより並ばなかったけど、あまりゆっくりし過ぎると最終バスに乗れないこともあるようです。


バスに無事乗車。
寝るにはまだ早い時間だったので夜市へ。
この時点でスマホは死亡寸前。wifiも全く届かず音信不通。
相方さんにはかなり心配をかけました。
少し街を外れると音信不通になります。そしてwifiには事前登録が必要な場合もあるので要注意です。

お腹はあまり強く無いので、夜市は眺めるだけで終了。

見るからに火を通しているであろうエリンギの炭火焼きを食べてみましたが、
ん～エリンギだねって感じの味（笑

なんだか喉に違和感はあるし、疲れたし、音信不通だし、で
ホテルに戻り眠りにつきました。

明日は最終日。
どうしようかな。