ここからは、今回の旅に出ようと思った主たる目的の
場所です、
釜石・大船渡・陸前高田・気仙沼~
海岸べりを見て回りましたが、被害を受けた場所は広範囲に及びます、
報道される一部の地区だけでなく、極端に言えば、
太平洋側の入江はすべて被災しています、
海べりのこの町では何人の被害者が出た、この入江では
何人が犠牲に・・・
復興は進んでいません!
「東日本大震災」発生から早くも1年と7カ月が経ちました、
おやじの地元、阪神も17年前に「阪神大震災」を
経験しました、当時の記憶では、1年半過ぎたころには
被災地の復興はすでに総力を挙げての取り組みとなり、
目に見えて、進んでいるなぁ~と感じ取れていました、
ところが、現状は
確かに町のガレキは取り除かれていますが、町のはずれに
うず高く積み上げられた状態です、
以前は民家や商店が軒を連ねていた場所は、一部の基礎を残して
廃墟が広がっています、
中心地に残る、市役所の庁舎もこの状態
玄関には、献花台が設けられ、訪れた人々は線香をあげています、
全国からの届いた千羽鶴が悲しみを表しています、
表紙の写真は
いまだに取り残されている、打ち揚げられた大型の漁船
国道沿いには、 仮設の商店が商いをしていますが、聞けば
住人自体の数が減少して大変厳しいとのこと、
現在、復興予算を被災地の関連しない事業に使っていると
問題になっていますが、国の担当者達は現場を知っているのか?
一部国会議員達は視察をしているようですが、
霞が関の役人どもは、たぶん足を運んでいないだろなぁ~
もし、現場を見てなお且つ予算を他に転用していたなら
人間として失格だろう
担当役人は1カ月間の現地ボランテアに従事して再度予算請求を
するべし!
続く・・・
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