11月28日(日)に東京都立産業貿易センター(台東館) で開催された、テーブルゲームフェスティバルに
参加してきました。(望月・石井・中村(慶)・小野・松宮)
これは新作ゲームの販売・デモを目的としたイベントで、日本全国からゲームデザイナーが集まってきて
自作のテーブルゲームを出展しています。もちろんゲームの専門店も出展おり、日本最大のゲーム市といえるでしょう。
バックギャモンは新作ではないのですが(むしろ参加ゲームの中で最古か?)、普及活動とボードの販売を目的として参加してきました。
当日会場に入ってみると、開場5分後だというのにものすごい人の入りでびっくりしました。
新作ゲームはすぐ売り切れてしまうので、それ目当てのコアなファンは早くくるそうです。
バックギャモンのブースにも大勢の人が訪れてくれました。ほとんどの方はルールを有る程度知っていて、通常の普及活動時のようにまったく初めてという方は少数派です。
ゲーム脳を持っている人ばかりなので、初めてだとしてもルールを理解して戦略まで考察するまでの時間が非常に短く、やりやすかったです。
SHOPの売れ行きも好調で、午前中に持ってきたMボード(2台)が売り切れてしまったので松宮さんに自宅から在庫をもってきてもらったほどでした。
望月・石井・小野・中村の4人で教えていたのですが、合計20人弱ぐらいには教えたと思います。17時に終わるとかなりぐったり。手ごたえがあった普及活動でした。
面白かったのは、誰かが教わり始めるとその周りに人が集まって聞きだすということ。自分で座るのは抵抗があっても人の説明を横から聞くのは気軽なようだ。
とにかく常にブースに人を集めておくことが大事。人が人を呼ぶということですね。
気づいた点をいくつか。
・1人はブースの周りに立ち、お客さんを待ちうけて声をかける。ぼーっとしてても客は来ない。
・教えるためのボードはインストラクターの数だけ持って行く。ボードが足りなくて逃した人が何人もいた。
・安いボードを仕入れる。4200円のボードは高すぎてあまり売れない。1500円ぐらいが妥当ではないだろうか。これは前回の反省時にもあって
今回はダイソーなどをあらかじめあたっていたのだが見つからなくて残念だった。
・販売品はふんだんに用意する。在庫切れで商機を逃すのはもったいない。松宮氏にご足労頂いたのは申し訳なかった。
・プレシジョンダイスの説明シートを用意する。ゲーム関係の人なので、ダイスはプロモーションさえうまければもっと売れたと思う。
・お釣り、名刺を用意する(当たり前だ・・・)
・購入者に渡す時に入れる袋を用意する
教えるときの注意点(自分にも言えるかもしれません)
・目の前の人だけではなく、周りで聞いている人もちゃんと意識する。ときおりは周りで聞いている人に向かって説明する。そうすると長く聞いてくれる。
秋葉原とかで包丁を実演販売している人のつもりになる。
・目を見て話す。下を向くのはダメ。
・ゆっくりしゃべる。こっちにとっては常識でも相手にとっては初めてなので、時間がかかることを理解しないといけません。
・楽しいこと大事です。ルールは覚えられなくても、楽しかったと思えば次につながります。
説明が下手でも相手が満足すればOKですし、説明が流暢でも相手がつまらなければダメです。
もって生まれたエンターテイナー性が有る人はすごい武器です。ちょっとどうなの?と思う下手な説明でも、インストラクターのオーラが良いと
相手は楽しんでくれたりします。(私はエンターテイナー性がないので、分かりやすく説明するしかできません。。。)
その他の写真は↓です。
http://picasaweb.google.com/jblmochi/TGF2010?feat=directlink
皆さんお疲れさまでした!