房総半島のB級グルメ日記

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3/11(木)練馬のカトレアの生姜焼

2021-03-12 05:38:46 | グルメ

3/11(木)【豚カツ屋の生姜焼が旨い】

カトレア
東京都練馬区豊玉北4-12-17

練馬界隈で午後から打合せがあり、SNS友の何度も投稿していたお店に訪問。

「家庭料理の延長線上の丁寧な美味しさがいい」「とんかつも旨いが生姜焼がたまらない」

そんなレビューに、生姜焼スイッチ全開になり、午後の打合せの前に、訪問しました。

11:40先客1名、入口で手指の消毒を促され、カウンター席には、アクリル板、カウンター内の厨房のおかあさんの、ワンオペだ。

注文後、ほどなくして、カウンター越しに現れた ロース生姜焼は、気持ちが良いくらい大きな肉が2枚ドサッと鎮座し、皿からはみ出す勢いだ。

キャベツのやまなみをバックに従えて、そびえ立っている。

ワクワク感があるな

まずは、豚汁を一口、三つ葉の香りがいい、箸で掬い上げると、ほどよい大きさの豚肉と野菜たちが出てくる。

豚汁で❤️はすでに鷲掴みにされる。

ほどよい厚みのロース肉は、片栗粉をまぶしソテーしたタイプ、

街中華や労働者の食堂に比べると、薄味にも感じるが、優しく包み込むような味付けに癒される。

糠漬けの漬かり具合も絶妙だ。大根は店頭に天日干しにしてあったあれだとわかる。米も艶々して美味しい。

仕事が終わったあとなら、豚カツで飲みたい、そんな店だ。

割り箸には、昨年末で50周年とのこと、料理番組に登場するような上品な おかあさんは、

もうすぐ80歳に手が届くとのこと、ご主人は早くに他界され、ひとりで切り盛りされているとのこと。

流行り廃りに関係なく、すべてが丁寧な料理、雰囲気が伝わってくる。

最後にカウンターに、食べ終わった食器類を上げて、お絞りでテーブルを拭いていると、

カウンター越しに「ありがとうございます。すみません」

ほんとうに、美味しかったですよ、ごちそうさまでした。

打合せ先まで、天気も良いので散策がてら、のどかな練馬界隈を30分ほど、歩いた辺りで、支払いを忘れたことに気づく、……

電話にでたおかあさんに、支払い忘れて今気付いた旨を話すと、

おかあさん「私も、忘れてました(笑)」

私「夕方は何時からですか?」

おかあさん「5:30からですが、……今度来たときで良いんですよ」

料理には人柄がでる、おかあさんの、声に温かな人柄を感じました。

打合せも順調に終わり、お詫びに甘いものでも手土産持って伺うことにしました。

ロース生姜焼定食(1350)

大きさ、味、そして

おかあさんの温かさ、

すべてが最高の生姜焼でした。




















3/6(土)百草園の中華そば

2021-03-07 05:22:25 | グルメ

3/6(土)【店名にも永福系ラーメンにも❤️❤️】

弘前軒
東京都日野市落川960-3

百草園で打合せがあり、検索するとSNS友の行っている店、

永福系、デフォで2玉、百草園の行列店、これは行くしかないでしょ、

朝イチの打合せを終え、11:15店頭に着くと、外では2名の待ち、

仄かな煮干しの香りが外でもわかる、なにかワクワク感がある。

待つこと30分、

おかあさんは、客が帰ったテーブルを一生懸命、除菌スプレーをかけ、拭いている。

入ってすぐ右のカウンター端のアリーナ席に案内される。調理風景がつぶさに見える

まずは、黒ラベル、コップも冷やしてある、ビールもキンキンに冷えている

今日は気温も高く、春の陽気だ、冷えたビールが、とびきり沁みる、

サービスの小皿には、角切りチャーシュー、柔らかで温かなメンマ、刻みネギに、煮汁がかかっている、ビールがすすむ、

さて、ほどなくして、カウンター越しから「お待たせしました」

お立ち台に現れた 中華そばは、デカイ大盛りと間違えたかと思うほどだ。

煮卵と比べても大きさがわかる、もちろん、うずらの卵ではない。

麺2玉が、透き通ったスープの中で、気持ち良く泳いでいる。

まずは、スープを一口、

む、む、む、

北習志野大勝軒のイメージからすると、チョイとパンチはないが、佐野ラーメンのような、優しい味わいだ。

しかし、薄っすらと脂の皮膜に覆われたスープは、火傷しそうな熱々だ。

優しい煮干し系、これはこれで旨いな、中細麺は、少し緩い感じだが、このスープに馴染んでいる。

それにしても、凄い麺量だ、モタモタしているとスープを吸って増えてきたのか、減らない、ピッチを上げよう。

醤油ラーメン王国千葉県民からしたら、最初、少しボヤけた感じがしたが、麺量と優しく包み込む煮干しスープは、毎日食べても飽きないような味わいでした。

中華そば(麺2玉入) 800税込

煮たまご 100税込

黒ラベル中瓶(つまみ付) 550税込

レジで、おかあさんに「弘前軒とありますが、青森のご出身ですか」と訪ねると、

私が弘前出身なんで、主人が店を始めるとき、弘前軒と付けたとのこと、ご主人は、岩手のご出身とのこと、

小学生には「春休み宿題はあるの?頑張ってね」

常連さんには「今日は暖かいですね」みなさんに声をかけている。

弘前の桜は、まだ先だろうが、温かな人柄を感じるお店でした。

弘前軒さん、ごちそうさまでした。























2/28(日)小岩の居酒屋

2021-03-01 13:17:49 | グルメ
2/28(日)【鰯が旨い昭和酒場】小岩の住宅街にかすれた看板、


タライサンの投稿から、気になって電話すると、やってるとのこと、京成小岩なら、市川からも近いと向かいました。


こんな住宅街に有るのか不安になると、目の前にほぼ消えかかった看板に昼なのに赤提灯に電気が着いている。


ゴースト感はマックスバリューだ。


渋い縄のれん好きの私も、さすがに躊躇する、


開けた瞬間、あまりにも凄い空気感なら、ピンポンダッシュで逃げようと、入店、そこは、映画のセットの世界。


店のかたらしい おじいさんが競馬新聞を読みながら、置物のように寛いでいる、テレビはもちろん競馬中継、


まずは、チューハイを頼む、おかあさんに愛想はない、


角ビンに入った焼酎を中ジョッキに入れ、炭酸ボトルの栓を抜き注ぐ、


氷はなく、焼酎と炭酸がいい感じだ。ひとかけのカボチャもほっこり旨い。


イワシの刺身を頼む、この雰囲気だ、過度の期待はしないで待つ、


しかし時間がかかる、もう早めに出ようと思うと、イワシ刺身到着。



これは、ピカピカしている、


ほどよい脂がまったり、生姜醤油でこれがたまらない、久々にかなり旨いイワシの刺身だ。とろけそうに旨い、


壁には、吉田類の酒場放浪気のポスター、雑誌やテレビに出た店でも?な店は多いが、この店は違った。旨い。



酎ハイを追加し、イワシフライも頼んでみる。昔千葉のイワシ専門店で食べてそれ以上のイワシに有ったことはない。個人的にはアジよりイワシが好きだが、あまり期待はしないで待つ。


イワシフライが登場、まずは、そのままガブリといく、うわっ、なんだ、この感じは、旨いな~、


醤油をチョイと垂らし、もう一口、たまらないな~、油がいいのか、衣は薄くてカリッと揚がり油の臭みはない、


そこに刺身でも極上なイワシが、揚げたことにより味の膨らみを増し、フワフワに仕上がっている。


会計の時、オヤジさんが出てきたので、犬吠埼灯台の写真を、聞けば、


おばあさんが銚子の出だとか、

醤油差しも銚子のデザインだ。


酎ハイ(270)×3

イワシ刺身(400)

イワシフライ(400)


「ほんとうに美味しかった、久々に最高のイワシ頂きました」と言うと



オヤジさんは「ありがとうございます」マスク越しにも笑顔がわかる、


無駄な愛想はないが、職人気質を感じるオヤジさんでした。


小岩の住宅街に見つけた、昭和酒場は、日本一のイワシの店でした。























2/27(土)蕎麦屋のカツカレー

2021-02-28 06:58:13 | グルメ
2/27(土)✌️【蕎麦屋のカツカレーの真骨頂だ】なぜ、蕎麦屋のカレーは、こんなにも旨いのか、


一ヶ月程前、天丼の味とボリュームに圧倒され、その時、隣の客のカツカレーも、ずっと気になっていた。


JR市川駅南口、ゆうゆうロードを進み、大野蒲鉾店を左へ、麻生珈琲店の200mほど先(駅から徒歩約10分)


暖簾を潜り、まずは手指の消毒をして、席に着く。


この一ヶ月、店主が背中を痛め暫く休業していたが、再開していた。


カツカレーセット(1150税込)を注文。


常連さんが入ってくる。今日は息子さんらしいかたも手伝っている。


「お待ちどうさまでした」


元気な掛け声とともに、横からスライドインしたお盆は圧巻だ。


なんと表現したらいいのか?、まるで横須賀港に入港した巨大空母エンタープライズを彷彿させる。


職場の20代の若者が、敬語と言えば

「マジすか?」「イイすね‼️」


最近、新たに登場した文言

「Ootaぱいせ~ん、ヤバいっすね‼️」


コロナ渦より頭が痛い。


しかし私は、このカツカレーに敢えて、ひとこと言いたい‼️


「マジすか?、 よこすか?」

「超ヤバくないすか❤️」


誰も大盛り頼んでないよ~、と言いたくなるカツカレーのサイズ、


スプーンを入れると、関東ローム層を、少しマイルドにした粘度、実に蕎麦屋らしい、まったりしたカレーだ。


まずは、一口、む、む、む~


「ヤバくなくなくなくなくない、」


かえしが効いた和風のルーは、あまりの旨さに、ヤバイのか、ヤバくないのか、肯定系か、否定系か、わからなくなる、それほど旨い‼️


しかし、カツカレーなのに、下には豚バラ肉もゴロゴロ、ご飯もルーも特盛サイズだ。


カツは、厚からず薄からず丁度いい、普通はウスターソースをカツに掛けるが、テーブルには調味料の類いはない。


なぜか蕎麦屋の自信とこだわりを感じる。しかし旨いな~


蕎麦は、ザルではなく丼だが、もはやセットのサイズではない、普通の店の一人前以上だ。


つけ汁に潜らせ、まずは一口、ズズ、モグモグ、ズズ、モグモグ、


冷水で〆た蕎麦は歯応えがあり、蕎麦本来の旨さが口のなかに広がる。


しかし、腹パンパンです


奥の席では、常連さんが、ビールにカレー南蛮、鴨南蛮、ババンバ、バンバンバン、バン、あ~いい♨️だな


この界隈に住む友人は、昔から丸ト庵は良く出前を取るとのこと、


娘さんも小さい頃からいつも決まってカツカレー、食べきれなくても、いつもカツカレーとのこと、


いい蕎麦屋を発見しました。


出るとき、後から入ってきた客の「肉豆腐セット」これも凄かった、


鉄鍋に肉豆腐、ご飯、もりそば、



もはや、常連になります。



2021/2/27(土)16:10投稿






















港町木更津の昭和食堂

2021-02-18 20:33:35 | グルメ
2/18(木)木更津【キサナドゥの伝説】六本木に昔、伝説のディスコがあった。


「キサナドゥ」郷里木更津に響きが似ていて、上京したら行きたいと思っていた。


当時 木更津は、

活気がある港町だった。


その後、アクアラインが出来た、皆ゴルフ場には行くが、木更津は素通りされ、寂れるいっぽう、


この店は、そんな活気のある時代から今日まで、時代の流れに関係なく、

65年前から暖簾を出している。


店頭に着くや、海老茶の暖簾には白抜きで「中華そば」の文字、


引戸を開けると、先客1名、昭和の店内には、黄色い紙に手書きの文字、


半チャーハンラーメン(850)を注文。


ほどなくして、おかあさんが運んできたラーメンは美しい、まさに昭和顔の中華そばだ。


ひとつひとつの具材は、主張しすぎず、鶏ガラベースに、豚骨、野菜を炊き込んだスープは、滋味深く、万人に愛される味わい、


飲み続けたくなるスープだ。


木更津文明軒の中華麺は、柔らかめの絶妙な茹で加減で、この普通にして極上の旨みスープに絡む。


そして、薄味でしっとりしたチャーハンがいい、卓上にあった梅干しを乗せてみたが、これも昭和の感じがする。


普通に旨い最高の中華そばでした。


こういう中華そばが、沁みますね。



【備考】

Rettyで個人的に師匠と仰いでいる
「Y . K I K U C H I 」氏の銚子市と木更津市は、共通点も多い。


両市とも古くからの港町、そして銚子商業高校、木更津中央高校(現木更津総合高校)という野球の古豪がある、


両市とも今はチョっと寂れている。

しかし魅力は無限にある。


私も、キクチ師匠に負けないように、郷里の魅力を再発見し、発信していきたいと思いました。