房総半島のB級グルメ日記

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房総半島茂原市のバラチラシ

2021-01-19 13:48:23 | グルメ
房総半島【老舗のバラチラシ御膳】三方海に囲まれた千葉の御膳は、キラキラ輝いていた。


くぼ田
千葉県茂原市高師563-11


時代劇に出てくるような門構え、茂原で午後の打合せの前に訪問。


11:30、大岡越前が出てくるような門を、恐縮しながら潜ると、


まずは水槽が目に入り、小さなカウンターには、先客2名、仲井さんのようなかたに、奥の個室に案内される。


堀ごたつ風に足が下ろせるテーブル席には、日差しが降り注いでいる。


ランチメニューは、ほぼ1000円くらいと、門構えとは違い、敷居が低い。


海鮮丼か悩むが、SNSのレビューで、そのビジュアルに一目で惚れ込んだ、バラチラシ(1000税別)を頼む。


料理が出てくるまで、室内を見回すと、寺尾関や相撲の貼り紙がたくさんある。ご主人が相撲ファンのようだ。そういう店はだいたい美味しい。


ほどなくして、配膳された御膳は、早春の日差しを浴びてキラキラ輝く房総の海のようであり、菜の花畑のようにも映る。


マグロの刺身、天ぷら3点、ひじきの煮付け、もずく酢、お吸い物


そしてメインのバラチラシ


まずは、お吸い物から、フワッと出汁が香り、スッと沁みる、旨いな~。


バラチラシは、イクラと とびこが宝石を散りばめたように輝き、干瓢が味を整える。


海鮮丼もいいが、このバラチラシはいい味わいだ。


サクサク揚げたてのエビ天にも、マグロの赤身にも、絶妙に愛称もいい。


盛付け、丁寧な料理、感じのいい接客、お腹も心も最高に満たされる御膳でした。































地元の大好きな乃ざき 2021/4/30閉店

2021-01-17 15:21:30 | グルメ

【大好き地元の活魚料理店】まさかの今年の4/30閉店との情報に、居ても立ってもいられなくなり訪問。

乃ざき
千葉県市川市本北方2-29-3

自宅から徒歩圏内ながら、住宅街の料亭風にずっと通りすぎていました。

3年くらい前に、はじめて訪問、❤️ワシ掴みにされました。

暖簾を潜ると目の前には、大きな生け簀が幾つも現れ圧倒される。

土日も営業している為、11:30開店と同時に地元の家族連れ、常連客、遠方からのお客様が続々と入ってきます。

殆んどのかたは、中落ち定食を注文、常連さんは「オチ定」と言って注文。

いつもは、中落ち定食だが、今回はSNS友の投稿から、天丼を注文。

ラガー大瓶(600)お通しサービス

天丼大盛り味噌汁付き(700)

まずは、ラガーで喉を潤す。

お通しの 白子の煮付けがまた旨い。

ほどなくして、登場した天丼は、天守閣のしゃちほこ、上品な天丼ではないが、ワクワクするような天丼だ。

ワシワシ食らい、大盛り飯もサクッと完食。美味しかった‼️

「乃ざき」は、沢山の生け簀や昭和感漂う店内、渋い板さん、年期の入った中居さん、その空気感がいい。

常連さんと板前さんの会話が聞こえてくる。このまま続けても赤字なんです。とのこと。

4月末まで、あと何回か、通いたいと思う。もうひとつ大好きな市川市原木のデカ盛りで有名な「大幸」も今月閉店、

寂しくなりますね。

以前行った、中落ちの画像も添付します。





















茂原のあられ工場直営食堂が凄すぎた‼️

2021-01-16 10:42:42 | グルメ

【あられ工場直営食堂が凄すぎた‼️】

ニューラッキー食堂
千葉県茂原市萱場2244-1

千葉県茂原市で、午後から打合せがありSNSで検索すると 凄い食堂を発見。

名前も凄い、ラッキーであり、更にニューも付く、そこは千葉県袖ケ浦市生まれの私も、まず足を踏み入れたことのない秘境だった、

塩バターラーメン 170(税込)

7-ELEVENのカップ麺より安い。かわい製麺所より安く、綺麗な客室、

千葉市若葉区の あの倉庫のような「かわい製麺所 正源寺そば」以来の衝撃だ、

類似点は、コスパという言葉を超越していること、共通のキャッチコピー【超セルフ】があるという点だ。

あられ工場の社食を一般にも解放した食堂ということだが、社食や学食でもあり得ない価格設定。

プレハブの建物があり、直売コーナー、その右手奥で注文し、会計、麺を受け取り、

向かいのプレハブの社食兼一般食堂で頂く。食べ終わると、また向かいのプレハブに食器を下げに行く、

ラーメン、味噌ラーメン、塩バターラーメン、すべて170円(税込)

昔の海の家やプールにある ユルいラーメンくらいに思いきや、

出てきた、品は小さめの丼ながら、量は入っている。

トレーを持って、食堂へ移動、

窓際の席で見ると、バターが溶けだしたスープは キラキラと朝日のなかで早春の海のように輝いている。

まずは、スープを一口、む、む、

もう一口、バターのコクと塩味のスープがグイグイくる。飲み続けたくなる滋みスープだ。

中細縮れ麺を一口、ズズ、モグモグ、ズズ、モグモグ、適度なコシがあり、普通に旨い。この普通感がいい。

高級な具材はないが、コーンは甘く、地元の採れたて長ネギもみずみずしくて、濃いめの塩味をまとめている。

美味しかった‼️

帰りに、直売所に寄ると、工場で作りたての あられやスナック菓子が格安で並んでいる。

柿の種好きの私には、まさに猫にマタタビ状態、思わず大人買いしました。






































人生でベスト3に入るハンバーグランチ

2021-01-16 10:25:06 | グルメ

【房総半島の老舗洋食店に❤️キュンだ】この10年でBEST3に入るハンバーグランチだった。

可亭
千葉県茂原市高師町1-3

先週、茂原市での打合せのとき、覗いてみると休み、今回は確認の電話をしてみると「やっています‼️」

始めてみた瞬間から、一目惚れする外観、そういう店ってありますよね。

11:00開店15分前に、早めについて駐車場で待っていると、11:00丁度に、おかあさんが駐車場まで来て、入れますよ と案内してくれた。

暖簾も店構えも、昭和初期にタイムスリップしたような感じだ。

中に入ると、カウンター席×5、小上がりに4人掛けテーブルが2つ、コンクリートのタタキに石油ストーブ、

優しい感じのおかあさんと、職人気質のご主人、70代くらいだろうか、しかし、町のうら寂しい定食屋とは違う、凛としたオーラが伝わってくる。

ハンバーグランチ(950)を注文、

パチパチとフライパンで、ハンバーグを焼く心地よい音が聞こえてくる。

ほどなくして運ばれてきた。

これは王道のビジュアルだ、

まずは、味噌汁から、う、出汁が効いていて旨い、ワカメ、麩、ネギ、これぞ日本の洋食だ。

絶妙のトロトロ加減の目玉焼きに、箸を入れると、黄身が流れ出す。

ハンバーグを箸で割り、黄身を絡めて口に入れる。

デミグラスソースと適度なゴツゴツと歯応えを残したハンバーグ、肉汁と卵黄の旨味が炸裂し、思わず あまりの旨さに ため息が出る。

火を通して、ほんのり酢を効かせたキャベツ、然り気無く旨いポテトサラダ、これも添え物の粋を越えている。

自家製の漬け物は、あっさり目だがデミグラスソースの邪魔をしない絶妙の塩梅だ。

そして、さすが千葉の米処、皿に盛り付けられた米も艶々で、

ハンバーグをオンザライスで口にした瞬間、日本人の洋食とは、かくも人を幸せにするものなんだと改めて実感する。

おそらくご主人も、名のある店で修行された方だと思います。

間違いなく、この10年でBEST3に入る、都内の名店にも比毛を取らない洋食店に、千葉の奥地で出会えたことに感謝です