晴天の続く初冬の散歩は、空も抜けるように青く、周囲の森も色鮮やかな紅葉が残っていて気持ちがよい。
毎日歩く道沿いの子どもを見るのも楽しい。
団栗や枯れ葉をいつも集めている男の子が可愛いので、立ち止まってかごの中をのぞいて見ると、たくさんの団栗や、枯葉が大切そうに入っていた。
「綺麗だね」というと「ママとパパのお土産だよ、この枯れ木も入れるんだ」との返事だった。
翌日もその子はいたが、邪魔してはと通り過ぎると、「おじいちゃん今日の団栗大きいよ」と声をかけられた。
うれしくて飛んで引き返した。団栗坊やはニコニコ迎えてくれた。久しぶりに心が弾み、楽しみが一つ増えたとうれしくなった。
「おじいちゃんのも集めておくね」「うんありがとう」おじちゃん、でなくて、おじいちゃんかとちょと思ったが、その子を抱き上げたくなるほどうれしかった。そばでお母さんがニコニコ挨拶してくれた。
幼い日の友人を思い出して、元気かなとつぶやいた。
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