以前、私はこんな話を聞いたことがある。
ものすごく兄弟姉妹仲がよく、一度も兄弟姉妹で喧嘩したことのない人たちについてのお話です。
ある人が莫大な財産を残して死亡しました。
その相続財産の取り分の揉め事です。
それまでお互いに励まし合い、助け合った兄弟姉妹が、相続財産の財産の取り分について、激しく対立し、挙げ句の果てに、その相続財産について、弁護士が中に入って、相続財産を分与したそうです。
これで一件落着かと思いきや、その後この人達どのようになったか想像ができますか？
その兄弟姉妹は、その後出会っても一切声をかけず、素知らぬ顔で通り過ぎるだけであったそうです。
もちろんその後に親戚づきあいも全くないそうです。
兄弟姉妹のある弟が、「昔はあんなに仲のよい兄弟姉妹」であったなあ～と言ったそうです。
もし被相続人が、自分の財産を公共の場に寄付をしていたら、今までどおり、この兄弟姉妹は仲がよかったのではないだろうか。
『お金』。それは使い方によって、その人を良くもし、悪くもします。
別の話になりますが、ある中小企業社長さんに、社長さんはいくらぐらい報酬をもらっているのですかと聞いてみたことがあります。
その社長さんは、月２５０万ぐらいかな。
でも２５０万ぐらいでは、一月の生活は厳しいなあ～。
(゜゜;)エエッ～。一月２５０万もらえば、全然余裕じゃないんですか～。
その社長さんは、いやいやそれがいろいろあってなあ～。全然足りないんだよ～。
この社長さんのことを少し考えてみましょう。
この社長さんが会社からもらっている報酬は、仕事の対価としてもらっています。
そして、この社長さんは、『お金の使い方』も知っています。
お金は、お金を必要とするところに、自然と集まるのだそうです。
あなたはなんのために働いていますか。お金のため？家族のため？会社のため？
お金はあくまで結果です。
大切なのは、あなたにとって生きがいある仕事をし、その仕事があなたに満足いくようなものでなければなりません。
くどいようですが、お金はあくまで結果なのです。
今のあなたの仕事が、あなたにとって生きがいのあるものならばあなたは幸せになれるでしょう。
それのみならず、仕事は人間的にも成長させることでしょう。
仕事は、誰かのためにするものではなく、あなた自身のためにしていることに気がついてください。
なぜなら、一日の大半の時間は、仕事に費やしているのだから。
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