以前NHK番組の「ダーウィンが来た?」と言う番組で、
南の海で子育てをしたコククジラとザトウクジラはおよそ5、000キロ泳いでクジラは膨大な量のオキアミを食べるためにベーリング海を目指す場面があったと思います。
ザトウクジラが大量にオキアミを食べるシーン(YouTube)を紹介したいと思います。
鯨たちはこの豊穣の海で1年分の栄養を蓄えるそうです。
危険を冒してまでも豊穣の海ベーリング海を目指す鯨、
そしてその海峡を渡る途中半数の子鯨がシャチに襲われ、海峡を渡った鯨だけが豊穣の海ベーリング海のオキアミを食べる恵みを得ることができるとことだそうです。
親鯨は、危険を冒してまでもこの豊穣の海ベーリング海のオキアミを食べることができることを教えるために子鯨をこの豊穣の海ベーリング海を目指すのだそうです。
「NHKスペシャル」- 大海原の決闘!クジラ対シャチ -(引用)
クジラがアリューシャン列島の南側に集まると、なぜか1つの海峡だけに向かうクジラたち。
それはアリューシャン列島の一番東にあるユニマック海峡で、この海峡を抜けると、目的地ベーリング海がある。
クジラたちがなぜ危険を犯してまでユニマック海峡を横断するのか。
それはこのあたりの地形に隠されており、春には北極の氷が溶けベーリング海に栄養豊かな水が大量に流れ込む。
アリューシャン列島が防波堤となり栄養が海底に蓄えられ、オキアミが大量に発生する。
5月下旬、ユニマック海峡を越えて行くザトウクジラなどの数はピークを迎える。
ザトウクジラは7~8頭のグループで海峡を進むが、クジラ同士の血の繋がりはない。
ザトウクジラは仲間との結びつきが強いため、居合わせた個体同士が行動を共にする。
また、シャチに襲われたコククジラを助けるなど、種類の違うクジラを助ける行動も伺えた。
3年前、南極でもザトウクジラが他の動物を助けたという報告が入っている。
それはアザラシで、シャチに襲われそうになったアザラシを背泳ぎでお腹に上に乗せて約20分守り続けたという。
博士は弱いものを守るというザトウクジラの習性が他の種族にも関わらず、守ったのだと考えている。
考えさせられますね。
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